シラバスNo 15
担当者 Chapple Julian(チャプル ジュリアン)
テーマ 言語、社会、教育の関係性
PEC候補生受入 受入可
講義概要 日常的に何気なく使っている言葉は社会や教育とどのように関わっているか。人々はどのようにして「ことば」を選択し、使用しているのか(或いはさせられているのか)。各国の教育現場ではどのようにして言葉(国語、外国語)を取り扱って教えているのか。書き言葉と話す言葉はどう違うか。人権には「言語権利」はあるのか。あなたにとって「言語アイデンティティ」とは何か。「正しい日本語・英語」ってあるのか。方言と言語の境目はどこなのか。このゼミではこういった言語に関する質問、疑問、神話などを分析し考える。約100分に1語のペースで新単語が作られると言われている。こんな変化の激しい「言語」をどうやって習得したり、教えたり、コントロールしたりするのかも考察する。言語と国家、言語と権力、言語と社会、言語とコミュニケーションなどあらゆる角度からことばについて取り上げ、考える。
到達目標 - ことばと社会の関係性、重要性、ことばが持つ力などについて知識を深める。
- 日本語、英語の両言語が持っている特徴や背景について基礎知識を習得する。
- 自分自身のことばの使い方を把握、分析して将来の「武器」になるスキルを養う。
講義方法 このゼミはプレゼンテーションやディスカッションを中心に進められる。そのため「自ら考えを発言しよう」、「人の意見に耳を傾けよう」という姿勢が非常に大事である。
成績評価の方法 ゼミでの参加度(プレゼンテーション、討論、出席、課題の達成状況、ゼミ運営への貢献度など)を総合的に評価する。無断欠席が一定回数を超えた場合は不合格の対象となる。
系統的履修 特になし。
テキスト 授業で紹介する。
参考文献 授業で紹介する。
履修上の注意・担当者からの一言 このゼミは日本語と英語で行う。英語で書かれている文献を読んで、まとめ、発表することもしばしばある。英語に興味がない学生やopen-mindedでない学生はご遠慮ください。