シラバスNo |
20 |
担当者 |
久松 英二 |
PEC候補生受入 |
可 |
テーマ |
諸宗教の比較研究 |
講義概要 |
宗教は文化の重要な一要素であり、宗教を知ることは国際文化理解の有効な手段となる。また、理解するだけではなく、国際共生や国際コミュニケーションを図るうえでも、自分の宗教や他宗教に対する理解は欠かせない。本演習ではキリスト教、仏教やイスラーム教といった世界宗教を始め、ヒンドゥー教、ユダヤ教、神道などの民族宗教あるいは日本においてその活動が注目されている新宗教または新新宗教などを、祈りや儀式、生活習慣、メンタリティー、人間関係、倫理、死後の考え方など様々な視点から比較することを研究内容とする。こうして、宗教の比較研究を通じて、国際的な文化理解を深める。 |
到達目標 |
宗教に対する深い洞察力をもった人間として卒業できるよう、その指標となる質の高い卒業論文を仕上げることを目標とする。 |
講義方法 |
演習1においては、比較宗教学の目的、方法、意義等について理解するために、比較宗教に関る文献を検討する。そのために全員に講読、内容紹介の発表をしてもらう。できる限り英語の文献を使用し、英語で宗教が読める訓練も兼ねる。 |
成績評価の方法 |
ゼミへの参加の姿勢(50%)とレポート(50%)で評価する。 |
系統的履修 |
「比較宗教思想」及びその他の宗教関連科目を受講していることが望ましい。 |
テキスト |
なし |
参考文献 |
なし |
履修上の注意・担当者からの一言 |
研究経過報告に向けて、各自、しっかり準備をしておいてください。 |