シラバスNo |
2 |
担当者 |
磯江 源 |
テーマ |
英語音韻構造の変遷 |
PEC候補生受入 |
受入可 |
講義概要 |
英語がゲルマン語から古英語、中英語を経て、現代英語に至る過程における音韻変化を観察していく。 |
到達目標 |
英語音韻構造の変遷を理解すること。 |
講義方法 |
まず現代英語音声学に入念に取り組む。必要な発音記号を学び、その発音が実際にできるように練習する。その後、英語の歴史をゲルマン語のころから観察して、古英語、中英語と順に音韻体系を理解する。このときこれらの時代の発音を表現する記号も学ぶ。各時代の音韻体系と綴り字(スペリング)の関係についても考察を加える。 |
成績評価の方法 |
出席を含む平常点、中間テスト、期末レポート。得点配分割合は未定。 |
系統的履修 |
卒論も英語音韻論について書くこと。
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テキスト |
未定。 |
参考文献 |
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履修上の注意・担当者からの一言 |
音声学と音韻論を発音記号を利用して学習する。母音や子音のわずかな差異を詳細に観察する。現代英語に加えて、古英語、中英語、さらにその移行途中の母音や子音とその発音記号をすべて、そしてそのスペリングの特徴も憶えなければならない。大変地味な作業が続く。こうした学問に向いていない人は履修しないこと。難易度の高い中間テストにも音声学と発音の問題が多く出題される。これに合格点がとれないと単位は取れない。磯江の他クラスとは異なり、この科目では所定の点に達しなければ、絶対に合格しない。以上十分に心して、履修を希望すること。PEC候補生受入可としているが、いわゆる現代実用英語は取り扱わない。面接をして、学問に対する意志の確認をする。 |