シラバスNo | 6 |
担当者 | 佐野 東生 |
テーマ | 多文化世界のイスラーム |
PEC候補生受入 | 受入可 |
講義概要 | 今日の国際社会は、多様な文化や言語、価値観が行き交う多文化世界となっています。その中でイスラーム世界は、ヨーロッパからアジアにかけて広がり、多様な魅力に富んでいます。この演習では、イスラーム世界についての基礎的理解を基に、学生の関心に合わせて学んでいきます。特に、歴史や芸術、現代の社会や政治・経済、食文化などの生活文化やジェンダー、日本を含む他の文化圏との関わり、といった様々なテーマに取り組んでいきます。 |
到達目標 | イスラームを含めた多文化世界を理解し、日本内外で活躍できる人材になること |
講義方法 | 第一セメスターでは、まずイスラーム世界の基本的理解のため入門講義を行った上で、関連するテキスト(日本語、英語)を講読し、学生の質問などに答えていく。その中で学生と話し合い、次第に各自の研究テーマを決めていく。第二セメスターでは、テキスト講読を継続するとともに、後半には学生の研究テーマの発表を行う。 |
成績評価の方法 | 出席30%、演習への参加度40%、期末レポート30% |
系統的履修 | 演習に関連する講義の履修が望ましい |
テキスト | 演習でプリントを配布 |
参考文献 | 三浦徹『イスラームを学ぶ 史資料と検索法』山川出版社 2013年 片倉もとこ『イスラームの日常世界』岩波新書 1991年 枡屋友子『すぐわかるイスラームの美術』東京美術 2009年 佐野東生『近代イラン知識人の系譜』ミネルヴァ書房 2010年 |
履修上の注意・担当者からの一言 | 大学でしか知ることのできない未知の世界を学ぶ機会です。2015年春にはイランへの学生研修旅行を企画しており、今後も、学生の要望次第で研修を実施します。 |