シラバスNo | 14 |
担当者 | 瀧本 眞人 |
テーマ | 翻訳・通訳をとおして異文化間のコミュニケーションを考える |
PEC候補生受入 | 受入可 |
講義概要 | 異文化間のコミュニケーションを、おもに、翻訳・通訳という観点から多面的に考えます。日・英の言語ペアを扱うため、英語が得意であると同時に、日本語に対する深い洞察力をもった学生を歓迎します。また、「国際語としての英語」「リンガ・フランカとしての英語」といったディスコースのなかで、翻訳・通訳はどこに位置するのか、英語とは何なのかといった問題も考察していきます。 |
到達目標 | 演習I・IIの目標は、以下の5点です。
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講義方法 | 授業では、討議・発表等をとおして翻訳研究・通訳研究や言語学などにおける基本的な理論的枠組みを理解するとともに、多様なジャンルのテクストを翻訳したり、異なった場面での通訳を試みたり、フィールド調査などをおこなったりします。また、教室外でも多様な活動を展開します。(たとえば、2014年度は、メルボルン大学の学生とビデオを通して交流するプロジェクト等を実施しています。)体験型の実践的な内容が中心のため、授業への積極的な関与が不可欠です。なお、演習の活動、課題等は、日・英両言語を用います。 |
成績評価の方法 | ポートフォリオ100%。演習での学びをポートフォリオにまとめ、それを評価します。 |
系統的履修 | 担当教員の授業(とくに異文化間コミュニケーション論)を受講済みであることがのぞましい。(選考の際に考慮に入れます。) |
テキスト | 1学期あたり7~8冊程度の必読図書を課します。 |
参考文献 | 授業で指示します。 |
履修上の注意・担当者からの一言 | 2015年度の学生はゼミの第2期生です。希望する学生像は、以下のとおりです。
翻訳研究、通訳研究、異文化間コミュニケーション研究はすべて学際的な学問分野です。(たとえば、芸術の翻訳・通訳、ポストコロニアル文学の翻訳、外交における通訳などなど、扱うテーマは多岐にわたります。)したがって、上記のような学生であれば、英語教育コース以外の学生も歓迎します。 第1期生は、ゼミのチャレンジ目標を自ら設定してがんばっています。(ゼミ生全員がTOEIC 730点以上を達成して卒業する、というのもそのひとつで、もちろん第2期生にもこれを踏襲してもらいます。)進路については、通訳者・翻訳者になりたい、英語または日本語の教師になりたい、英語を用いて仕事をしたい、海外の大学院に進学したい、といった学生がほとんどで、その夢に向かって邁進中です。 非常に多忙なゼミのため、応募を希望する学生は、かならず、現ゼミ生から直接話を聞いてゼミの活動内容を理解してください。(留学中の学生もふくめ、ゼミ生と話をしたことを応募の条件のひとつとします。)ゼミ生とのコンタクト方法など、疑問・質問があれば電子メール(takimoto [at] world.ryukoku.ac.jp)で担当教員まで連絡してください。また、応募に際しては、ゼミ生のブログ(http://takimotozemi.blogspot.jp/)やfacebookも参考にしてください。 |