シラバスNo 29
担当者 八幡 耕一
テーマ ジャーナリズム、メディア、コミュニケーションに関するプロジェクト型学習
PEC候補生受入 受入可
講義概要 本演習では、「メディア・リテラシーを鍛える」を鍵概念に、メディアが伝える情報を批判的に読み解く視座や方法を学びます。具体的には、特定のテーマや題材に焦点を当て、それに関する情報収集・分析・発表を通じて、様々な情報を多角的に収集・分析していく必要性と重要性を学びます。その一方で、複数の受講者から成るチームを組み、メディアやコミュニケーションに関するプロジェクト(広告・映像制作など)を主体的に行うことで、情報やメディアが大きな役割を果たす現代社会に必要な「知のサバイバル能力」を身につけていきます。
到達目標 演習Ⅰ~Ⅳを通じての到達目標は次のとおりです。
  • ①メディアを批判的に読み解く基礎体力(知識、技法、視座など)を身につける。
  • ②メディアやコミュニケーションに関するプロジェクトをチーム単位で構想し、完成させる。
講義方法 授業は時事問題に関する講義・議論・発表が中心になります。毎週新聞を事前に精読し、授業に臨んでもらいます。講義・議論・発表等を通じて、批判的視点、分析力、コミュニケーション能力、コンテンツ制作能力、発表能力などを養います。また、並行して数人から成るチームを組織し、教員が指定するプロジェクト(外部のコンテストへの応募を前提とする)を進めてもらいます。プロジェクトに取り組み完成させていく過程で、課題を探究し解決する力も養っていきます。
成績評価の方法 平常点(100%)
出席、課題の達成状況、ゼミ運営への貢献度などから総合的に評価します。欠席が一定回数を超えた場合は評価の対象外となります。
系統的履修 教養科目や国際文化学部専門科目のうち、科目名に「メディア」や「情報」が入っているものはできるだけ多く履修しておいてください。
テキスト テキストの代わりに、定期的に新聞を購入してもらいます(当面は週1回)。
参考文献 必要に応じて授業内で指示します。
履修上の注意・担当者からの一言
  • ・メディアや情報関係の業界・企業等に就職を希望する人、ジャーナリズムに興味のある人、コミュニケーション関連業務(広報や広告等)に興味のある人の履修を歓迎します。ただしこれらは必須の要素もしくは履修の条件ではありません。
  • ・授業時間以外でもゼミ生が自主的に集まる時間が多くなりますので、部活・サークル・アルバイト等で多忙な人にはあまりお奨めしません。ただし、そうした制約を乗り越える熱意と努力があれば歓迎します。