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講演会「大江戸異人往来~江戸美術史でひも解く異人との人間交流」を開催(国際文化学科)

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2015年6月18日

タイモン スクリーチ氏(ロンドン大学東洋アフリカ学院 教授)
6月18日(木)、タイモン スクリーチ氏(ロンドン大学東洋アフリカ学院 教授)による講演会「大江戸異人往来~江戸美術史でひも解く異人との人間交流」が開催されました。

スクリーチ氏は、江戸文化・美術史の研究者です。
今回の講演では、江戸時代、とりわけ鎖国をしていた時期に日本に滞在することになったヨーロッパの人たちと日本人との人間交流について、視覚情報として残された絵をもとに、英語で紹介いただきました。
スクリーチ氏は、当時長崎の出島に滞在していたオランダ東インド会社のカピタン(商館長)や医師、書記は毎年春に江戸へ参府しており、当時の名所図会や葛飾北斎、司馬江漢などの絵には参府の道中や江戸滞在中のカピタンたちが描かれていると指摘しました。また、歌川豊春の浮絵には、ヨーロッパからもたらされた絵画を阿蘭陀眼鏡を使って描き写したものがあり、どれも鏡写しの形になっているなどの特徴を紹介いただきました。スクリーチ氏はそのなかで、日本の絵画に青空という概念はそれまでなく、ヨーロッパの絵画を描き写した豊春の浮絵にも青空がないことは興味深いとして、江戸後期の風景画に青空が多くなるのはその後の西洋画の影響と話していました。

学生からは江戸時代は鎖国の時代だと聞いていたので、これほど活発な国際文化交流が行われていたことに驚きの声があがったほか、絵を通して江戸時代の国際文化交流がひも解けることに面白さを感じた様子でした。

龍谷大学国際学部国際文化学科 コース案内

国際文化学科 国際文化実践プログラム

Professor Timon Screech (SOAS ホームページより)

SOAS University of London

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