オーストラリア連邦

クイーンズランド工科大学2005年度前期K.Nさん(女)

期間
2005/3/29-2006/2/3
所用経費(1ヶ月)
宿泊費 66,000円
食費 4,000円
交通費 4,500円
図書・学用品 2,000円
衣服費 4,500円
教養娯楽費 9,000円
雑費 5,000円
合計 95,000円
渡航・帰国費用
220,000円
授業料
1,200,000円
換算率
A1$=90円

住宅について

私はあちらの学校から紹介されたホームステイに11ヶ月滞在していました。友人の多くはシェアハウスに住んでいたので私も一時引越しを考えましたが、今となってはホームステイに住み続けてよかったと思っています。ただ私の家は市街地・学校からも遠くさらに最寄のバス停に徒歩15分と不便なところにすんでいたので、交通の便が良いところに住むことをお勧めします。ブリスベンなら2ゾーン内がおすすめです。

医療について

もともと肌が弱かったせいもあるかと思いますが、留学中ずっと肌があれていました。症状としては乾燥がとてもひどく、赤い湿疹がでてしまいました。AIUの留学保険に加入していたのであちらでの治療費はかかりませんでした。何種類か塗り薬をもらいましたが、オーストラリアでは完治することはありませんでした。帰国後に皮膚科でもらった薬を使用したところ、すぐに治りました。ですので日本の薬を持っていくことをおすすめします。

治安・衛生について

基本的に治安は良いと思いますが夜はやはり少々危険なようです。特にチャイナタウンは危険だと聞きました。衛生状況も普通だと思います。ただ、ブリスベンが極度の水不足だったので節水をするようにと言われていました。植木の水やりの曜日、時間が決められており、違反すると罰金になるそうです。

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受講科目

New Headway Pre-Intermediate 6-10
期間

2005/3/29-2005/4/29

授業内容・到達度

初めてのタームということもあり、ついていくのに必死でした。Grammarを中心にSpeakingやWritingのクラスもありました。ランゲージラボでの発音練習ではパートナーとお互いの間違った発音を教えあい、とても良い勉強が出来たと思います。し

New Headway Intermediate 1-5
期間

2005/5/3-2005/6/3

授業内容・到達度

Writingの教え方がとても上手な先生が担任だったので、Writingについてたくさん学ぶことができました。この5週間でWritingスキルがかなり上達したと感じています。また、話すのがとても好きでもありましたので、リスニング力も伸びたと思います。ActivityでAustralian Filmを取り、オーストラリア映画を沢山見ることができ、オーストラリアの文化を知ることができました。

New Headway Intermediate 6-10
期間

2005/6/14-2005/7/15

授業内容・到達度

前2タームとほぼ同じクラスメイト達だったので意見発表は質問を積極的にすることができました。4週目にパワーポイントを使ったプレゼンテーションをしました。自分の英語力を試す良い機会だったと思います。ActivityではCulture Clubを取り、オーストラリアンスラングや童話、ダンスなどとても興味深いものを沢山学ぶことができました。

New Headway Upper Intermediate 6-10
期間

2005/7/18-2005/8/19

授業内容・到達度

General English Course内で一番レベルが高いクラスだったため、始めは少々戸惑いました。2週目にペアのプレゼンテーション、4週目に個人でのプレゼンテーションをしました。本格的にディベートをしました。クラスメイトのレベルも高く、とても良い刺激となりました。たくさんのことを学べましたが、特にSpeakingスキルを伸ばすことが出来たと思います。

New Headway Upper Intermediate 6-10
期間

2005/9/5-2005/9/17

授業内容・到達度

16人クラスだったのでグループワークをたくさんしました。ゲームを織り交ぜながらの授業だったのでとても楽しく受けることができました。グループWritingもしましたが、意見の食い違いなどがたくさんあり、まとめるのが大変でしたが、良い経験になったと思います。

First Certificate in English
期間

2005/9/19-2005/12/9

授業内容・到達度

General English Courseと違い、より高度なGrammarをたくさん学ぶことができました。Grammarだけでなく、Reading Listening Speaking Writingと全ての面においてスキルを伸ばすことができました。3度の練習テストがあり、そのたびに得意・不得意な点を知ることができました。積極的に発言することができ、本当にたくさんのことを吸収できたと実感しています。

Upper Intermediate 6-10
期間

2006/1/3-2006/2/3

授業内容・到達度

GrammarはほぼFCEで習ったことと同じだったので、復習する良い機会になりました。週に一度ほど他のクラスとの合同授業もあり、ペアワークをすることがたくさんありました。最後の週にグループでのプレゼンテーションもありました。最後のタームだったので楽しみながら1年の総まとめをすることができました。

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留学を終えての感想

渡豪時に持って行っておいたほうが良いと思ったものは、やはりパソコンです。わたしは持って行ったのですが、本当に重宝しました。ただ、途中でCD/DVDドライブが壊れてしまい、本当に困ったので、メンテはしっかりしていった方が良いと思います。また、ワイヤレスを使える環境にしておくことをオススメします。わたしが通っていたQUTでは、ワイヤレスが使える場所がたくさんありましたし、家などでも使えるようになってきています。わたしはワイヤレス対応ではなかったので、あちらでワイヤレスケーブルを買いました。ですが、日本より割高なので、日本で買って行く方が良いかと思います。また、インターネットが使えるのを前提として、MSNのメッセンジャーを使える状態にしておくこともオススメします。MSNが使えたら、日本の家族や友だちともリアルタイムで連絡できますし、あちらで出会った友だちとの連絡手段にもなります。Webカメラやマイクを持っていくとさらに便利です。MSNを通して、普通の電話、もしくはテレビ電話が無料でできるので、本当に便利です。もうひとつ、わたし個人的に持っていったほうが良かったと思うものは、保湿系のローションや、皮膚荒れ用の薬です。わたしは特に肌が弱く、元々乾燥肌だったのですが、オーストラリアはとても空気が乾燥しているので、保湿は本当に大切だと思います。一時期、わたしはすごく肌が荒れてしまい、数回病院にも通いました。専門家にもかかり、薬も処方してもらい、少々ましにはなりましたが、完治には至りませんでした。帰国後すぐに皮膚科に行き、薬を処方してもらったら、3日後ぐらいにほぼ完治しました。やはりあちらの薬は日本人には向かないようなので、自分にあった薬を持っていくことをオススメします。化粧品やシャンプーなども日本に比べてわりだかなので荷物に余裕があるなら、十分に持っていくほうが良いと思います。

あちらでの生活費は月に1回、Citibankをつかって振り込んでもらいました。CitibankはほぼどこのATMでも使えるので、すぐに引き出すことができます。あちらのANZ Bankにも口座を作り、振り込んでもらった後、一気にA$1,000おろし、ANZの方へ入れていました。ANZのカードはお金が入っていれば、EFTPOS(日本で言うデビットカードと同じ)として使えるので、現金を持ち歩かずに済み、便利です。

滞在中に2回旅行に行きました。1回目は6月の1週間の休みに、友だちと3人でケアンズに行きました。インターネットで航空券やバックパッカーを予約し、他のオプショナルツアーなどは現地で安い代理店を探して予約しました。スキューバダイビングやラフティングなどをしました。2回目は、友だちと2人で8月の2週間の休みにオーストラリア半周旅行をしました。ブリスベンからアリススプリングスに行き、そこでエアーズロックに行くツアーに参加しました。このツアーは自給自足に近かったので大変でした。さらに、砂漠地帯は空気が乾燥しているので、わたしの肌は最悪な状態になってしまいました。 ですが、寝袋から見た星空は本当にきれいで、未だに忘れられません。その後、電車でアデレードへ行き、一緒に行った友だちの友だちの家へお邪魔しました。2日滞在し、その後電車でメルボルンに行きました。メルボルンではグレートオーシャンロードに行ったりしました。その後、バスでシドニーへ行き、エアーズロックツアー中に出会った人たちに再会し、観光案内をしてもらいました。旅中の出会いと言うのはいいものだと感じました。そして、バスでブリスベンまで戻りました。短期間で4都市を回るという強行スケジュールでしたが、とても良い思い出になりました。航空券やバックパッカーはインターネットで予約し、他のツアーやバス・電車はブリスベンにある旅行代理店で予約しました。国際学生証を持っていると、長距離列車や長距離バスの運賃が正規の値段の半額近くになるので、国際学生証は持っていくと便利かと思います。わたしは持っていなかったので、あちらで作りました。もしくはユースホステルの会員になっておくことをオススメします。こちらなら交通機関だけでなく、ユースホステルも割安で泊まれます。あちらで会員になるより、日本で会員になる方が少し安いので、旅行をしようと考えている人はどちらかを持っていくこと強くオススメします。

留学を終えて、もう2ヶ月近く経ってしまいました。ですが、2ヶ月経った今でも未だにオーストラリアを恋しく思っています。わたしは、ホストファミリーにも恵まれ、学校でも韓国人や台湾人、タイ人など様々な国籍の人たちと出会うことができました。初めは文化・考え方の違いに戸惑いましたが、英語を習得したいと言う同じ目標があり、励ましあい共に勉強することができました。多くの人たちが日本に興味を持ってくれており、日本語や、日本の文化を教える機会がたくさんありました。日本語教員を目指しているわたしにとって、とても良い経験になりました。渡豪当初は自分の英語力のなさに煩わされました。ですが、友だちや先生、ホストファミリーと会話をしていくうちに、序所に慣れていくことができました。1ヶ月ごとに進級テストがあり、そのテストも全部パスでき、どんどん上級クラスに上がることができました。途中から3ヶ月、ケンブリッジ英語検定コースに変わることもでき、そのクラスで、より活用的な英語を学ぶことができました。最後には検定にも合格でき、充実した学校生活が送ることができました。友だちの中には、同じ国籍・母国語の子たちと一緒に居過ぎて、あまり英語が伸びていない子もいました。もちろん、わたしにも日本人の友だちはいましたし、よく一緒に出かけていました。ですが、他国の子との会話を持つようにしていましたし、11ヶ月ずっとホームステイだったので、家でもずっと英語を喋っていました。このことが今の結果に結びついているのかと思います。

11ヶ月、周りからは長かったねとよく言われますが、わたしは十分だとは感じていません。来年にもう1年、交換留学に行けたらなと考えています。 そして、今度は語学学校ではなく、あちらの本当の大学生活を経験したいです。将来はオーストラリアに戻り、あちらで日本語教師になれたらなと考えています。そのためにもこれからも英語を伸ばせるように努力し、同時に教員免許を取得できるように、今後がんばっていきたいと思います。

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