オーストラリア連邦

RMIT大学2005年度後期K.Mさん(女)

期間
2005/9/12-2006/3/6
所用経費(1ヶ月)
宿泊費 $800
交通費 $95.90
医療費 $20
衣服費 教養娯楽費
$200
雑費 $50
合計 約100,267円
渡航・帰国費用
200,000円
授業料
$5,624 約484,000円
換算率
A$1=86円

住宅について

始めの4ヶ月はホームステイをしていましたが勉強の時間やプライベートの時間を持つことが難しかったので後の2ヶ月はシェアルームで暮らしました。もし、すでに日常会話ができ一人暮らしをできる人はアパートで暮らすことをおすすめします。

医療について

オーストラリアは日本より医療に関してはとても良い設備が整っておりまた良い状況にあると思います。一度高熱を出して病院(日本語医療センター)に行きましたが、通訳の方がおられ具体的に症状を説明でき安心しました。一切お金もかからなかったので気軽に行くことができました。

治安・衛生について

Cityは安全といえますが、郊外に出ると道やクラブなどではDrugが売られています。また、ある地域では深夜になるとレイプなど起きていました。日本に比べると治安はよいとは思いません。衛生面については夏になるとハエや蚊が多く発生し異常だと感じました。

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留学を終えての感想

私は語学学校にて15週間しか勉強をしませんでしたが、大学進学コースに所属していましたので、週5日間25時間の中気を抜けるときはあまりないほど、集中して勉強をすることができました。クラス全員が大学を目指して必死でしたので、先生方やクラスメート同士毎日励ましあってがんばっていました。初め、先生の方からトップのクラスに入るように指示をされましたが、自分のライティングの力に自信が全くなかったため中級から始めました。15週間で、ある程度は英語力が向上できたように思います。

コースの後半では、実際の大学の講義を聞き取り、ノートを作ったり、クラスで話し合いをしたりしたことが一番良い勉強になりました。留学の準備を10ヶ月前から始め、4月には手続きが終わっていました。渡航前は、学生VISAを取得しなければいけないケースが多いです。オーストラリアに留学する場合は、健康診断のみで手続きは簡単にできますが書類は英語で書かれているため、英語に自信がない方早めの準備が大切だと思います。

私は、行く前にCITYバンクで外貨キャッシュカード、VISAのクレジットカードを作りました。生活費や娯楽費は親に都市銀行からCITYバンクに振込みをしてもらっていました。引き出しはどのATMからでもでき、手数料が掛からないので、とても便利だと思います。RMIT大学では、パソコンの利用はできますが、YAHOO、HOTMAIL(MSN)の利用は一切できないため、ノート型パソコンを持参することをおすすめします。ホームステイ先によって、家庭にパソコンがなかったり使用する設備が調っていなかったりとパソコンを使うことが難しいという声を良く聞きました。私の場合は、ホームステイをしている時はホストママに私のために電話線をつないでもらいました。レポート作成やメールなど自由にすることができて良かったです。

9月の初めに、オーストラリアに行ったのですが思っていたよりも寒く、長袖にジャケットが必要だと思いました。だんだん暖かくなり、12月にはとても暑くサングラスや帽子が必要だと思います。オーストラリアでは夏になると30℃〜45℃にもなりすごく太陽の光が強くなるため、外に出る時は必ず日焼け止めを塗るように言われていました。留学中、9月から3ヶ月半はホームステイをしていました。食生活については、私からいろいろとホストママにお願いをしてなるべくヘルシーな料理、面に野菜と果物を使ったものを提供してもらっていました。朝はシリアル、昼はサンドウィッチ、サラダ、夜は野菜を中心にたべていました。

学校については、アジア人、ヨーロッパ人がとても多く、ほとんど全ての人が大学進学を目指しています。学校はシティーの真ん中にあり交通便が良く、いつでも買い物ができる環境にあります。一つ気に掛かる点は、多くの店が18時には閉店してしまうことでした。治安は郊外に比べとても良かったと思います。特に、危険を感じたことは一度もありませんでした。1月6日に学校を終了し、後の2ヶ月は課題研究のためにリサーチの毎日でした。11月にタスマニアへ、2月はケアンズやゴールドコーストなどへ旅行に行き楽しみました。インターネットで自ら計画を立て、格安に行くことができとても良い旅行になりました。半年間の留学を終え、初めての経験やホームシックなど本当にいろいろなことがあったことを思い出します。一番辛かったことは、ホームステイでママのことですが、彼女は高齢のシングル女性で家に居ることが多いかたでした。家を出るととても人柄の良いかたで家庭内でも美味しい料理を頂きましたが、お酒が好きで毎日欠かさずワインをグラスに4杯以上は飲まれていました。彼女自身は酔っていることを自覚していなかった様子でしたが、私が勉強のために部屋に戻った時ドアを叩き、叫び、私の悪い所や人の悪口など大声で急に言われた時は、すごく腹が立ち悲しくなり辛かったです。そんなことが何回も続き、よく泣きながら母に電話をしていました。家を出ようと決心したのは12月に入ってからでしたが、もう少し早くシェアハウスでの生活をすれば良かったと感じました。

その反面、一番良かったことはあらゆる国から留学生と友達になり交流をはかれたことです。日本人しての価値観、生活観が違ったり、文化交流をしたりする中で、視野が広がり世界に対しての興味が深まったことです。また、英語力に関しては自分では評価できませんが行く前よりも確実に伸びているとホストママ、先生方や友人から言われました。まだ、その成果を見せる機会はありませんが、今年は英語系の試験を積極的に受け、資格取得に力を入れたいと思います。海外での生活を通して、自分自身に甘すぎることを初めて感じました。この留学を無駄にすることなく、活用し就職に向け勉強をしようと、やる気が改めて芽生えました。将来は、観光系の職業に就きたいと思っています。次の2年間でどれだけ自分を磨けるかということを目標にし、頑張ります。

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