カナダ
カルガリー大学2007年度前期N.Tさん(女)
- 期間
- 2007/4/19-2007/12/17
- 所用経費(1ヶ月)
-
宿泊費 500カナダドル 食費 200カナダドル 衣服費 50カナダドル 教養娯楽費 100カナダドル 合計 850カナダドル - 授業料
- 8,550カナダドル
住宅について
ホームステイ先はダウンタウンの外れにあり、大きな一軒家が並ぶとても環境のよいところでした。アパート探しにはとても苦労しましたが、友達の紹介で部屋を借りルームメイトともとても良い関係を築くことができました。解約の際も何のトラブルもなく、気持ちよく終えることができました。
医療について
学校内に医療施設があったので学生や多くの人が利用していました。
治安・衛生について
ホームステイ先では家の鍵をかけずに出入りするほど治安のよいところでした。ダウンタウンにはホームレスが多くいますが、人々に危害を与えることはありません。小銭を求められることがありますが断れば何の問題もありません。衛生面もよくゴミで町があふれていることもありませんでした。水道水も飲むことができました。
受講科目
ESL Communicative Grammar High Intermediate
期間
2007/4/23 - 2007/7/20
授業内容・到達度
テキストを中心に進めていく授業で、週に1度のテストや習った文法を使ってレポートの作成をしました。レベルが自分に合っていたので日本で勉強したところの復習と混乱していた部分がよく理解できるようになりました。
Reading and Writing High Intermediate
期間
2007/4/23 - 2007/7/20
授業内容・到達度
時間内にどれだけ書けるかとというジャーナルの授業やテキストを中心に長文の読解力や単語力を伸ばす授業でした。レベルが高く、ついていくために必死で勉強したため、多くのレポート作成の中で向上していることがわかりました。
Speaking and Listening
期間
2007/4/23 - 2007/7/20
授業内容・到達度
発音の練習や他の生徒の英語を聞き取ることが目標でした。始めはラテン系の人の英語が全く聞き取れなかったのですが、リスニングになれていくと会話もスムーズにできるようになりました。
Summer Program Advanced
期間
2007/7/30 - 2007/8/30
授業内容・到達度
文法、リーディング、リスニング、3つ一緒の授業です。テキストでの文法の勉強よりワークシートやゲームなどによってクラスメイトと話をする機会が多く、二人一組になってディスカッションの発表もありました。3ヶ月目なのでよく発言し、クラスの前での発表も堂々とすることができました。
Summer Program Work Shop
期間
2007/7/30 - 2007/8/30
授業内容・到達度
テキストは使わず、ゲームや課外活動で英語に親しむというものです。レベル分けもありません。ESL全体で行うプレゼンテーションをグループに分かれて準備しました。クラスの中心になって雰囲気を和らげることができたと思います。
Grammar Advance
期間
2007/9/17 - 2007/12/14
授業内容・到達度
生徒が作ったプレゼンテーションを先生が説明をするという方法で授業を進めました。先生に自由に質問できる時間では最大に活用しテストに向けてわからないところを確認していきました。
Reading and Writing Advance
期間
2007/9/17 - 2007/12/14
授業内容・到達度
レポートを書く上で文章構成を重点して教わりました。この授業では詳しいところまで勉強したのでレポートを作成することがスムーズになりました。本を読むことによって読むスピードが次第に早くなり単語力も増えました。
Speaking and Listening Advance
期間
2007/9/17 - 2007/12/14
授業内容・到達度
グループディスカッション、プレゼンテーション、ディベートなどの中で私の課題はスムーズに話すことでした。これまでに勉強した文法を実際に声に出して使いよく発言するよう心がけました。このレベルの授業を受けることで話すことに自信がつきました。
留学を終えての感想
今回、カナダのカルガリー大学に留学しました。 以前に龍谷大学からのオーストラリアへの短期語学研修を経験していたことと、強い好奇心があったこともあり、今回の長期留学への不安はあまりありませんでした。渡航前には大学やカルガリーの生活状況をインターネットでよく調べました。事前の調査を良くすることで、留学することへのモチベーションも上がりました。
カルガリーの冬はとても寒いので、日本から苦労して大きなジャケットを持っていくよりも、現地で冬用のジャケットや、ブーツなどを購入するほうがよいと思います。大学や施設の中、また家の中は暖房設備が整っているのでTシャツ1枚で過ごす人もいます。持っていくものとして、ノートパソコンは欠かせませんでした。大学にパソコンは充実しているのですが、日本語をタイプできるものがなく、日本語サイトも映らないことがありました。就職活動のための情報集や、レポートの作成、日本との連絡のために家でパソコンが必要なことが多かったため、ノートパソコンはとても役立ちました。生活用品は日本と同様に購入できるため、特に困ったことはありませんでした。
初めは、4月から8月いっぱいまでの留学の予定でしたが、12月まで延長することに決めたため、大学に提出する資料や健康診断書を集めるのに苦労した時期がありました。さらには、渡航前に学生ビザを取得していなかったため、一度カナダを出てビザを取得する必要がありました。そのために、日本から銀行の残高証明を何度も送ってもらったり、初めてのことだったので、ストレスも感じました。アメリカでビザを取得した後は安心して勉学に集中できました。
留学中には何度もホームシックになりましたが、カナダの自然や人々に魅了され、たくさんの国からの友達に出会い、この留学を本当に充実させることができました。友達の中には医者、デザイナー、会計士など、すでに自分の分野を成功させている人が多かったので、語学を勉強するだけでは不十分だと思い知らされました。他の国からの留学生とともに行動することによって、自分にはない考えを学ぶことができ、リスニング、スピーキングが初めの1か月で大きく成長しました。留学を終えて、さらに語学以外の学業にも励みたいと思うようになりました。英語圏だけではなく世界中に興味を持つことができたので、これからの就職活動でこの留学経験をどのように活かせるのか楽しみです。