カナダ
オタワ大学2008年度後期F.Kさん(男)
- 期間
- 2008/9/2-2008/11/24
- 所用経費(1ヶ月)
-
宿泊費 75,000円 食費 8,000円 交通費 6,000円 図書・学用品 1,000円 雑費 1,000円 合計 90,000円 - 渡航・帰国費用
- 210,000円
- 授業料
- 1,085,000円
- 換算率
- (2008.12月)$1=¥100
住宅について
自分の意志・考え・嫌なことを相手に伝わるようにはっきり言うことが大切です。分かってはいたことですが言わなかったため、勘違いや大丈夫だと思われていたことがありました。ホストファミリーだけでなく、ハウスメイトに対しても同じです。また、ホストファミリーのルールを守り、積極的に話し、良い関係を築く事が大切です。
医療について
病院へ行ったり、入院しなかったので分かりません。
治安・衛生について
オタワの治安は首都にしては比較的良い方だと思います。よく警備している警察官を街なかで見かけました。しかし、殺人・強盗・売春・銃・ドラッグなどの犯罪もおこっていることも事実です。特に強盗は頻繁におこっていました。危険な地域に行く、夜の1人歩き・人通りの少ない所を歩くことは控えた方が無難です。衛生状況ですが、念のため水道水は飲みませんでした。イメージとは違いオタワの街には、よくゴミが落ちていました。その他については特に気にはなりませんでした。
受講科目
担当教員 Catherine Read (Advanced Level)
期間
記入無し
授業内容・到達度
*オタワ大学ESLではカールトンのように明確なコース分けがなく、全ての教員が4スキルを教えた。
- ・ 4スキルと文法に焦点をあてられた授業である。
- ・ スピーキングはディスカッション、アーティクル・プレゼンテーション
- ・ リーディングは教科書からと教員からと、たくさんこなした。また、そこから単語も学んだ。
- ・ ライティングは教科書を元にエッセーを書いた。
- ・ リスニングは教科書からのものと、教員が用意した映画や映像を見て・聞いて問いに答えた。
- ・ 文法は教科書を元に教員から説明があり、チャプターごとにクイズがあった。
- ・ イディオム・発音も扱われた。
担当教員 Elsa Roy (Advanced Level)
期間
記入無し
授業内容・到達度
- ・ 4スキルと文法に焦点をあてられた授業である。
- ・ スピーキングは教科書を元に調査を行い、その結果を発表した。また、ニュースを聞いてそれについてプレゼンテーションをした。
- ・ リーディングは教科書の文章を読み、問に答えた。
- ・ ライティングは教科書や調査を元に、エッセーを書いた。
- ・ リスニングは教科書、またニュースが使われた。その後、問いに答えた。
- ・ 文法クイズが毎週あった。
担当教員 Holly Warren (Advanced Level)
期間
記入無し
授業内容・到達度
- ・ スピーキングに焦点が置かれたクラスである。しかし、他のスキルも行われた。
- ・ 自分の意見を述べる方法を学び、インフォーマル・プレゼンテーションやディベート、アーティクル・プレゼンテーションをおこなった。
- ・ プレゼンテーションやビデオを見てそれに関する感想を書いた。
- ・ 文章を読み、単語を学んだ。
- ・ ゲームを行い単語や発音を学んだ。
留学を終えての感想
まず、今回の留学を通したくさんの良い経験ができ、無事に帰国することができたことを、とてもよかったと思います。渡航前にしておいた方がいいと感じたことは、英語の勉強と日本について世界についてもっと知っておくことです。よく言われることですが、やはりとても重要です。留学中にたくさんの国の人にあったり、日本のことについて度々聞かれたりすることがよくありました。その国について全然知らなかったり、日本に関する質問に答えられないことも多く、もどかしかったり、恥ずかしく感じました。
渡航時に持っていかなくていいものは、英語学習の本。留学先でも手に入るものです。逆に持っていった方がいいと感じたのは、薬でした。留学中に日本のものを使いたく、親に送って欲しかったのですが、取り上げられる可能性もあり断念しました。留学中の送金は日本の銀行のインターナショナル・カードを使用しました。現地で銀行口座を開設することも可能です。気候については、イメージとは違い夏はとても湿気があります。とても蒸し暑く感じた時期もありました。しかし、その時期を除けばとても涼しく過ごしやすかったです。夏から秋にかけて、蚊が発生します。薬があるといいと思います。また、1年中紫外線がとても強いので日焼け止めは必須です。
冬ですが、室内は暖かいものの屋外は寒いです。しかし、防寒すれば大丈夫です。コート等は現地でセール中等に購入すればよいと思います。留学したカールトン大学・オタワ大学には満足しています。カールトンが廃校になるという予期せぬことがおこりましたが、1つの学校でマンネリになるより、同じオタワではありましたが、新しい環境で勉強することができ本当によかったです。カールトンは英語を楽しみながら勉強するという感じでとてもユニークな学校でした。教科書は使われず、教員が全て教材を準備していました。また、グループ・ワークが多かったように思えます。中・小規模の学校で先生も生徒もESL生徒全員の顔を知っているくらい皆の距離が近く、アクティビティーやサポートも充実していました。このような雰囲気だったため、カールトンでたくさん友達ができました。
一方、オタワ大学は大規模の学校で、生徒のほとんどは大学進学を目指しており、宿題も多く勉強に集中するのによい環境でした。私のように大学進学を目的にしていない生徒もいるため、アカデミック・スタディー以外のエクササイズもあったがライティング・リーディングが中心であるアカデミック・スタディーが主に展開された。私は3か月しか滞在せず、そのことについて気にしなかったが、苦痛に感じる人もいると思う。アカデミックのためか、日本人が少なかった。アクティビティーやサポートに対して不満を持つことがあったが、オタワ大学でもとてもよい出会いがありました。
大学周辺の治安だが、夜遅くまで残ることもなかったので、特に危険とは感じなかった。しかし、過去に大学内で暴行事件があったため、ブザーが設置されていたり、警備隊も存在したりした。食事はホームステイの食べ物を食べることが多かった。カナダは移民の国なので、ホストファミリーによって、かなり違ってくるが、私の場合バランスのとれたよい食べ物を食べることができた。たまに外食することがあったが、日本のような安いお店を見つけることは難しいと思う。留学中何回も旅行することができた。どれも思い出深く、他の街を見ることはとても興味深かった。オタワは色んな観光都市と近いため旅行の点においてもいいと思う。バス・飛行機・車と交通手段は自分達次第であるが、免許が無いので私達は学生割引が利くバスをよく利用した。また、国際学生証を作成すると旅行中に割引してもらえる所があると聞いた。
留学して1番良かったことは、日本人を含めて世界中に友達ができたことです。本当に人との出会いに恵まれました。友達や接したカナダ人を通じ異文化を実際に感じることができました。彼らと一緒に授業を受けたり、出歩いたり、旅行に行ったことが1番の思い出です。また、9か月半1つの街に滞在できた点も良かったです。オタワの季節の移り変わりを感じ、様々なイベントに参加することができ、今は自分のホームタウンのように感じます。1番辛かったことは、自分が留学前に予期していたような英語力の伸びを感じなかったことである。留学後半に入り、英語力の伸びを感じたが、周りの人(同じ時期に来た人・自分より後に来た人)と比べると、まだまだで、その人達やネイティブと会話し英語力を示すことを嫌に思ったり、単調な日々に飽きてきたりした時期もあった。その後、人と比べることを止め、新しいことを始めることで、そのような気持ちも無くなった。留学前と留学中との考え方やイメージのギャップは、ただ単に留学しても英語力は変わらないということです。努力することが大切と再認識しました。
留学を終えた今、留学に行ってよかったと感じています。4回生で留学ということで、1年卒業を遅らせたわけですが、それをするだけの価値がありました。これも、家族をはじめ、友達・国際文化学部や留学サポートセンターの方々の全面的サポートがあったからこそできたと感謝しています。今回の留学を将来にどう生かしていきたいかは、英語の勉強を続け今の英語力をできるだけ、保っていきたいです。これから就職活動をするわけですが、日本人・外国人を問わず留学生をサポートできる仕事が、今興味を持っている職種の1つです。また、留学を通じ少しは付いた行動力を生かし、自分の興味があること(英語に関する物・関しない物)に挑戦していきたいです。