カナダ
ブリティッシュコロンビア大学2008年度後期T.Mさん(女)
- 期間
- 2008/4/5-2008/12/19
- 所用経費(1ヶ月)
-
宿泊費 $30×31日 食費 $200 交通費 $72 図書・学用品 $50 医療費 $30 衣服費 $70 教養娯楽費 $150 雑費 $50 合計 約162,960円 - 渡航・帰国費用
- 96,300円
- 授業料
- (年間) 約1,283,625円
- 換算率
- 1カナダドル=105円
住宅について
ほとんどのホストファミリーは晩御飯の時間やシャワーを使う時間にルールがあります。急に用事などができた場合は即ホストファミリーに知らせなければいけません。その他ホストファミリーのルールは厳重に守る必要があります。
医療について
カナダの医療事情は日本と比べてとても高いと思います。私が一度病院に行ったときに診察をしてもらうだけで30,000円以上はかかってしまいました。だから留学をする人には保険加入が欠かせないでしょう。
治安・衛生について
治安は目立って悪くはないですがホームレスの数はすごく多いと思います。だからと言ってホームレスの人たちが歩いている人に害を及ぼすようなことはありません。公共の場はとても汚いと思います。
受講科目
Intensive English Program 200R Reading and Vocabulary
期間
2008/4/7-2008/6/26
授業内容・到達度
教科書に沿って授業を進めていきます。宿題は一日一つ新しい単語を書き込むことと、本を読むことでした。
Intensive English Program 200SL Practical Communication
期間
2008/4/7-2008/6/26
授業内容・到達度
野外での授業が多かったです。町にいるネイティブの方々とコミュニケーションをとるのが目的です。
Intensive English Program 300W Writing
期間
2008/4/7-2008/6/26
授業内容・到達度
基本的な小論文の書き方。
Intensive English Program 300R Reading and Vocabulary
期間
2008/7/7-2008/9/11
授業内容・到達度
どれだけ速く文章を読めるか、そして知らない単語があれば先生が説明してくれました。
Intensive English Program 400SL Building Fluency
期間
2008/7/7-2008/9/11
授業内容・到達度
イディオム、英単語を勉強しながら、どれだけなめらかに話せるようになるかを勉強しました。
Intensive English Program 400W Written Expression
期間
2008/7/7-2008/9/11
授業内容・到達度
正しい文章の書き方を主に習いました。
Intensive English Program 400R Business
期間
2008/9/22-2008/12/11
授業内容・到達度
ビジネスの新聞を読みビジネス単語を勉強しました。
Intensive English Program 400SL Building Fluency
期間
2008/9/22-2008/12/11
授業内容・到達度
アクティビティーを取り入れつつ、クラスメイトとの会話を重視する授業でした。
Intensive English Program 500WR Academic Writing
期間
2008/9/22-2008/12/11
授業内容・到達度
主に文法と文章の書き方を勉強しました。宿題は小論文、文法の問題を解くなどでした。
留学を終えての感想
私は留学に行って日本に対する考え方と、海外に対する考え方が変わったと思います。日本で英語を勉強するだけでは視野が狭いという気持ちになりました。私はカナダに行ったことでたくさんの国の文化を学ぶことができました。クラスメイトとは小学校や中学校で習ったお互いの国の文化について話しが盛り上がり、また新しい情報を教えあい、本当に楽しく英語を学びながら他国の文化を受け入れることができました。
休みの日にはダウンタウンに映画を見に行きました。最初は英語だけで映画を見ることはとても難しいことでした。しかし留学を終える頃には、だいたいのストーリーを理解できるようになりました。また買い物に行って感じたことは、日本人のマナーはとても良いと思いました。店に入っても接客態度がとても悪かったと思います。レジの店員さんは常にガムを噛んでいたり、私が買った商品を手荒く扱ったりと少し乱暴なところが見受けられました。レストランに行くと日本人には食べきれない量でした。でもほとんどのレストランはお持ち帰りのシステムがあり、食事を残してもお店の人がパック詰めしてくれるという食べ物を無駄にしないというところは、日本も見習わなければいけないと思います。
そして学期ごとの行事としてInternational Nightという親睦会があります。各国の食べ物を作ったり、パフォーマンスを行ったりとEnglish language Instituteの大イベントです。私は留学で出会ったダンスという共通の趣味を持った友達とダウンタウンにあるダンススクールに通いました。そしてカナダと日本ではダンスのスタイルが全然違うと感じました。しかしこのイベントでダンスを披露した時、みんなが私たちのダンスに共感してくれてとても嬉しかったです。ダンスは言語の壁を越えてみんなを楽しませてくれるものだと実感しました。
パソコンは本当に留学にはかかせないと思います。私の友達はホストファミリーとパソコンを共有できるということで自分のパソコンを留学先に持っていかなかったらしいのですが、パソコンを使う時間が同時でなかなか使える機会がなく困ったそうです。カナダの気候は、夏はとても暑いのですが、夏はとても短く、夏の期間でさえ雨の日は本当に寒くなります。ですので夏の期間に留学をされる方でも少し厚めの服を持参していくのがいいと思います。
留学先で旅行に行きたい場合は、現地の方に訪ねるのがいいと思います。私は2回ほどアメリカに行きましたが、何も調べることもなく行ったので時間を無駄にしてしまった部分もありました。そして現地の人々はとても親切でよかったのですが、治安が悪く、日本人は狙われやすいと聞いていたので、自分を守るという事を第一に考えた方がいいと思います。留学に行って自分が最初持っていたイメージはとても変わりました。3年前にカナダに来たことがあるのですが、その時はバンクーバーから少し離れたオカナガン大学に通っていました。オカナガンはとても田舎でのどかな町でした。しかしバンクーバーは本当に高い建物ばかりでとても栄えている分、危険もあるし、町が汚れていることが目立っています。でもお店がたくさんあるので住やすいです。移民の方が多いのがバンクーバーの特徴です。
留学を終えて今感じることは、本当に留学に行ってよかったなという気持ちでいっぱいです。現地で本当にいろいろな国の友達を作ることができました。今でも友達と連絡をとったりしていて、日本に帰ってきても英語の勉強ができるし、楽しい時間を過ごしています。日本で英語を勉強するだけでは視野が狭いと思います。やはり勉強したことを場面で生かすという事が大事だと思います。日本で学べることは限られていますが、海外に来たら限りなく、終わりのないものだと実感させられました。なによりも英語に対する意欲が促進された気がします。