カナダ

ビクトリア大学2008年度後期O.Rさん(女)

期間
2008/9/5-2009/4/3
所用経費(1ヶ月)
宿泊費 $750
(ホームステイ)
$400
(シェアーハウス)
食費 $100
交通費 $70
図書・学用品 $20
衣服費 $100
雑費 $20
合計 100,000円前後
(ホームステイ)
60,000円強
(シェアーハウス)
渡航・帰国費用
200,000円
授業料
(年間)1,200,000円
換算率
1CAN$=80円

住宅について

私は、初めの2ヶ月ホームステイをして、後の5ヶ月を友達とシェアーして過ごしました。初めは不安なことも多いので、ホームステイするのはいいと思います。でもバンクーバーやビクトリアのほとんどの家庭が、ホームステイをビジネスとしてやっているので、満足していた生徒はとても少なかったです。ですので、慣れてきたらシェアーをしたり、部屋を借りたりするのはお勧めです。

医療について

保険を持たないで留学して、もしも怪我や病気で病院にいったとき、払うお金の金額は相当高いです。救急車で約5万円、医療費で何十万円することもあります。

治安・衛生について

ビクトリアはとても田舎なので、人がとても優しくて温かい町です。治安は他の地域に比べて良く、衛生面にも気を使っていると思いました。どこのトイレに行っても、液体石鹸と手を乾かす機械が置いてありました。食中毒も発生することなく、食材もとても新鮮でした。

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受講科目

Monthly English Course September
期間

2008/9/8-2008/10/3

授業内容・到達度

このコースはこの月からの新しいコースだったので、先生も手探りのようなかんじで授業を進行していましたが、楽しかったです。午前中は、主にディスカッションやコミュニケーションの能力を伸ばすための授業をしていましたプレゼンテーションやグループ発表、単語テストがありました。午後は、文法と語彙を中心に勉強しました。単語テストが毎週ありました。カナダの文化についても学びました。この時期は、リスニング力が乏しかったので授業についていくのが大変でした。でも新しいことだらけで、とても楽しかったのを覚えています。

Monthly English Course October
期間

2008/10/6-2008/11/31

授業内容・到達度

午前中は、主にディスカッションやコミュニケーションの能力を伸ばすための授業をしていましたプレゼンテーションやグループ発表、単語テストがありました。

Monthly English Course November
期間

2008/11/3-2008/11/28

授業内容・到達度

午前中は、主にディスカッションやコミュニケーションの能力を伸ばすための授業をしていましたプレゼンテーションやグループ発表、単語テストがありました。午後は、文法と語彙を中心に勉強しました。単語テストが毎週ありました。カナダの文化についても学びました。この時期になってやっと、本当の意味で現地に慣れてきた気がしました。だから勉強の身につき方も変わりました。前までは理解するまで時間がかかったことも、この時には理解するのが早くなり、自分の英語に自信が出てきました。

12 Weeks Program (ELPI Course)
期間

2009/1/5-2009/3/31

授業内容・到達度

このコースは人気のコースで、内容もしっかりしていました。朝1回目の授業は、主にライティングの能力を伸ばすための勉強をしていました。そのほかは、映画やドラマを見て、俗語をたくさん学びました。朝2回目の授業は、ライティングを除いて全般的にやりました。プレゼンテーションを毎週していました。ボランティアにも自分で登録して行って、それについてのプレゼンテーションもさせられました。最後に行う一番大きなプレゼンテーションは、ビクトリアの芸術について45分間一般公開のプレゼンしたのですが、45分間喋りっぱなしでやったのは初めてだったので、やり終えた後には大きな達成感でいっぱいでした。

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留学を終えての感想

渡航前にしておいた方がいいことは、留学するその地域のことをしっかり下調べしておくことです。そうしておくことで、もしものことが起きたときに助けてもらえたり、みんなの知らないところで得することができたりします。持って行った方がいい物は、パソコン・服・傘・多めの下着です。パソコンは、向こうでは日本で携帯を使うのと同じように必要不可欠なものです。レポート課題が出たり、家族とのメールのやり取りをしたり、基本的に毎日使いました。海外の服は、あまりかわいく無くてサイズも大きいので、日本から持っていった服をだいぶ活用ました。帰るときは捨てて帰ってきました。カナダの人は、傘を使わないので、傘がほぼ売っていません。でも、雨にぬれるととても寒いので、持って行くことをお勧めします。下着は日本のものが1番いいので、向こうで買うより持っていったほうがいいです。

お金は、VISAカードとCASHカードを作って行きました。カナダは、カード社会なので、誰でもカードを持って使っています。VISAなら大体どこでもつかえるので、便利でした。CASHカードは、ホームステイ料や賃貸料が現金払いなので、作っていきました。日本の大きい銀行は、海外でも使えるCASHカードを大体取り扱っているので、どこでも作れます。

ビクトリアは、夏は雨が全く降りません。冬はバンクーバーよりも雨は少ないですが、日本よりは多いです。 さらにとても冷えるので、ダウンジャケットは必需品です。去年の冬は、雪が異常に降り続きました。大学はとても大きくて、綺麗でした。晴れた日は、芝生の上でランチをよく食べていました。大学周辺は住宅地で、安全な方だと思います。ダウンタウンに行くとホームレスは多いですが、何もしてこないので、大丈夫です。警察もちゃんと巡回しています。

カナダは移民の国なので、カナダの料理というものがあまりありません。とてもアメリカに近い食文化です。色んな国のレストランがあり、日本料理はカナダで人気です。最近はオーガニック料理が人気で、有名になってきています。留学中は、何回か旅行に行きました。カナダからアメリカは近いので、シアトルとフロリダに行きました。カナダのロッキー山脈とルイーズ湖も行きましたが、とても満足しました。ビクトリアには韓国の観光会社がいっぱいあって格安なので、お勧めです。

留学して一番良かったのは、色んな国の人に出会って、色んなことを教わったことです。日本にも色んな人はいますが、一歩海外に出ると国が違う人がたくさんいるので、その人の考え方だけで無く、国民性や文化も見えてくるので、話すだけでもとても面白かったです。留学して辛いことは、ホームステイ先の人があまりいい家庭ではなかったので、嫌でした。でも、それはシェアーをしたことですぐに解決できたので、そんな辛いことでも無かったです。ホームステイ先には、期待しない方がいいと思います。留学して変わったことは、人と喋るのが大好きになりました。ビクトリアに行く前は、少し人見知りで、出会いをそこまで大切にしていませんでした。でもビクトリアの人は皆フレンドリーで、知らない人でも話してきてくれたりするので、お喋りが好きになりました。ビクトリアの人は、人助けが大好きで、年寄りの人や車椅子の人がバスに乗ってきたら皆席を譲ったりしていました。そのときに、その流れのまま会話が始まったりしていて、とても素敵だなと感じて、自分もするようになりました。

留学して、たくさんのことを学んできましたが、今まだ実感していません。これから気付いていけたらいいなと思います。でも、ひとつ気付いたのは、行動力と責任感がついた気がします。カナダでは、家事全て自分でして、勉強と宿題もしていました。その中で、両親の苦労も少し理解しました。それに、カナダでは頼れるものは自分だけなので、全て自分でしないといけないし、逆にやらないと何もできないので、できることは、全部挑戦してきました。なので、後悔なく楽しめました。

今後、この留学で学んできたことを、絶対に活かしていきます。英語だけで言うと、将来の職業でも英語を使う仕事をしたいので、今回の留学はとてもいい経験になりました。生活面では、母の家事を代わってあげたいです。もしやりたいことがあれば、絶対自分で行動して、責任感を持ってやりたいと思います。

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