カナダ
ビクトリア大学2009年度前期M.Aさん(男)
- 期間
- 2008/9/5-2009/8/24
- 所用経費(1ヶ月)
-
宿泊費 $425 食費 $300 交通費 $65 図書・学用品 $0〜40 衣服費 $0〜100 教養娯楽費 $0〜30 雑費 $0〜20 合計 $800〜900 - 渡航・帰国費用
- 30万円
- 授業料
- (年間)$3550×3円
- 換算率
- 1CA$=90円
住宅について
基本的には日本のような生活ができるとは思はないこと、ある程度の妥協は必要。でも、だからと言って辛いことを我慢する必要もなし、ホストファミリーやエージェンシーなどに相談しましょう。それとできるのであれば長い間同じ家族で過ごすのをお勧めします。そこで築ける信頼や家族愛はかけがいのないものです。
医療について
私の行ったB.C.州では半年以上滞在する場合B.C.州で決められた保険に入ることが義務づけられています。が、日本の保険に入っていれば問題ないでしょう。私も日本の保険があったので現地では入っていませんでした。ですがもし持病や虫歯等心配であれば現地で入ることをお勧めします。
治安・衛生について
私の行ったVictoriaは比較的安全です1年間行っていましたが何かトラブルにあったということは耳にしたことがありません。ですがどこに行っても真夜中の一人歩きは何が起こるか分からないのでなるべく避けましょう。衛生面もさほど問題ないでしょう。気になったのがレストランに行ってもおしぼりはないです。ホームレスが沢山いて気になるかもしれませんが何もしなければ何もしてきません。
現地の情報
ネイティブの人と接したいのであればVolunteerをしてみては、教会に行くのもいいでしょう。たまに教会にはELC対象の講習をしてくれます。教会には学生も多いしみんなやさしいです、だからすぐ友達ができます。 有料の公共施設において先月分のMonthly bus passを持っていくと1回だけ無料で使用することができます。
受講科目
ELPI Fall
期間
2008/9/8〜2008/12/3
授業内容・到達度
- ・Intermediate grammar and vocabulary used everyday situations
- ・Speaking and writing skills in a wide variety of controlled and free conversation, tasks and activities
授業内容は多少先生によって異なります。テキストに沿って文法を勉強します。週に一度コンピュータを使ったクラスがあります。そのほかにもビデオ見たり音楽を聴いて 歌詞の穴埋めをしたり楽しく学べるように工夫されています。グループで同じ本を読んでsummarize, question, analyze,とwordwize のパートに分かれて毎週自分のパートを発表して最後にはその本の一部を劇にして発表しました。Communication games & activities のクラスでは名前のとおりゲームをしながら身近な言葉を使う授業です。Lower Idiomsではsituationに合わせたIdiomをゲームやクイズをしながら使って覚えていきました。最後には短い劇をしました。
ELPI Winter
期間
2009/1/5〜2009/4/1
授業内容・到達度
490のLevelからは文法を勉強することはほとんどなく、実践の中で復習する形になります。クラスの中ではプレゼンテーションやリスニングテストなどが多いです。そのほかにもTVを見てそこで使われた単語を学んだり、News や雑誌を読んで要約して、使われていたvocabulary を説明したり、何かひとつのトピックについてディスカッションしました。それとクラスの外に出てカナディアンにアンケートその結果をプレゼンしました。Public speaking では、どのように公共の場でスピーチするかを学びました。スピーチの構成、内容、種類など、どのようにしたらリスナーに理解してもらえ楽しく聞いてもらえるかを学びました。English through Musicでは音楽を通してlistening, vocabularyなどを学びました。パフォーマンスや音楽の知識を学び、自分の好きな音楽を紹介したりと楽しく英語を学ぶ授業でした。
ELPI Spring
期間
2009/4/6〜2009/7/1
授業内容・到達度
490levelよりもっとアカデミックな内容を求められました。毎週のようにプレゼンをし、いくつかのプロジェクトを平行して行うといった感じですごくtightでした。内容は実践的なことが多く、Newsを見、旅行会社をまね 自分たちでNewsをとりVolunteerに参加してプレゼン、グループでひとつのテーマを研究し大勢の人を招いて発表、小学校に行って自分たちの文化を教えたりもしました。とても忙しく大変なクラスでしたがそこから得るものもまた大きくいろんな経験ができました。Super TOEICではspeaking, listening, writing, readingと総合的にまばらに学習しました。問題の解き方のHow toや新しいvocabularyの使い方など。合計3回のpre TOEIC test をしました。短い時間だったのですべてをカバーすることはできませんが基本的な大事なところを学べました。
EWEP(English Work Experience Program)
期間
2009/5/1〜2009/8/14
授業内容・到達度
EWEPでは6週間のWork Term が主ですがその前にWorkshopをし、B.C.のSuper Hostのテストをパスしないと仕事はできません。Workshopの中ではレジュメとカバーレターの書き方、インタビューの練習、接客の心得、co-workerとのcommunicationのとり方などたくさんのことを学び仕事を始める準備をしました。そのあとそれぞれ立候補した仕事先にインタビューに行き、仕事が始まります。仕事場ではネイティブと話す機会がぐっと増え英語を使うことに自信がつきました。英語以外にも他の知識も身に付いたりできました。
留学を終えての感想
一年間の留学を終えて感じたことは、世界はすごく広くて、面白いということ、そして日本がいかに裕福で暮らしやすい国であるかということです。やっぱり我が家が一番落ち着きます。それは置いといて、渡航前に準備することとして、パスポート、保険、健康診断、特に虫歯はしっかり処理することをお勧めします。それと気持ちが大事です。気持ちを高めいろんなことに期待していろんなチャンスをつかんでください。スタートダッシュする勢いで。持っていくものとして、PCは必需品!下着、靴下は8日分、現地で買っても問題ない、洗濯は基本的に週1回です。冬はそれほど寒くないので心配していっぱい防寒具を持っていく必要はないでしょう。授業で充分単語や文法を学ぶので英語の教材は持っていっても1冊ぐらいにしましょう。
カナダではペンの太さが太く、ノートも大きいので初めは慣れないかもしれませんから、日本からノートやペンを持っていくのもいいでしょう。銀行は現地で口座を開くか、国際銀行の口座を開いていくかがあります。私の場合は国際銀行を日本で開いていきました。利点としては日本から口座に入金できるということです。現地で開いた場合毎回引き落とすときの手数料はいらないし、US$に帰る時も無料。ですが、口座に預金がなくなればお金を日本から持ってくるしかありません。お金について、小さいお金はキャッシュで大きいお金はカードで支払っていました。日本人でいちばん大きな問題は食生活でしょう。ホームステイの場合は家族がベジタリアンだったり逆に肉ばっかりだったりする場合があります。
周りの友達は結構苦戦していました。日本の食材は手に入りますし、日本のレストランもありますが他と比べると少し高めです。ビクトリアの治安はすごく安全です。夜に一人歩きをしていてもめったにトラブルに巻き込まれることはないでしょう。Victoria大学のELCにはたくさんのアクティビティが設けてあります。有料・無料とありますが有料でもディスカウントされてることが多いです。お得だしみんなと楽しめるのでよく参加していました。それに、毎週金曜日にはカフェソーシャルというのがあっていろんなクラスの人と交流できたりゲームをして景品がもらえたり楽しいです。留学中の旅行については、日本のagencyを訪ねるのが簡単で安心です。もちろん日本語なので自分の言いたいことが伝えられるし、いろんな情報もあります。
この一年でたくさんのことを経験しました。たくさんの人にも出会いました。一番うれしかったことはやはり世界中に友達ができたことです。英語でコミュニケーションをとりリアルに日本とは違う文化を体験しました。そしていつもその友達と別れるときはすごく悲しかったです。特にアジア外から来ている人に会うのはかなり難しいので特につらかったです。それから、留学中に感じたことは日本人はすごく有利だということ、というのも日本に興味を持っているカナダ人は多く日本語を習っている学生も少なくありません。アメリカに旅行に行く時もビザなしで行けるし、仕事を探す時もほかの国と比べ日本人は簡単に見つけられるだろうとホストファミリーが言っていました。日本人が沢山いますがなるべく日本人以外と接することをしました。
グループの中に日本人以外の人がいれば、英語を話す環境が増えます。留学を終えてさらに英語に対する意識が高まってもっと英語を使いたいという気持ちになりました。そしていろんな分野についても表面だけでなく少し深く学んでいこうと思いました。というのも韓国の友達と話したとき彼らはよく物事を知っていて情報量がおおく、全然知らなかった自分が恥ずかしかったからです。これから英検やTOEICを受けて就職でも英語を生かした仕事(旅行や貿易)に結びつけていきたいです。