ニュージーランド

オークランド大学2007年度後期T.Nさん(女)

期間
2007/9/8-2008/2/10
所用経費(1ヶ月)
宿泊費 81,360円
食費 12,080円
交通費 9,900円
図書・学用品 1,070円
教養娯楽費 1,770円
雑費 23,480円
合計 129,660円
渡航・帰国費用
138,010円
授業料
684,000円
換算率
NZ$1=90円

住宅について

ホームステイ先ではご飯が少し手抜きだったりシャワーの時間が短かったりと驚くことが多くありました。学校からの距離はバスで30分は当たり前だそうです。フラットは学校の目の前にありシティの中での移動は楽でしたが食事の準備など全て自分でしなければならないのが大変でした。

医療について

各家庭がGPと呼ばれるかかりつけ医を指定しているそうです。

治安・衛生について

日本と比較すると治安は良いほうだと思いますが、留学生を狙う事件は増えているそうです。また夜間は特に危険だということで一人では出歩かないようにしていました。昼間でも人気が少ない場所には一人で行かないほうがいいそうです。

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受講科目

General English Upper Intermediate
期間

2007/9/10 - 2007/10/26

授業内容・到達度

主にテキストを使用し、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングと幅広いスキルの練習 文法:時制など

テーマ:健康・犯罪・映画・人の性格を表す形容詞

週2コマはISWという時間で自習(コンピューターを使用してリスニングの練習や、テキストを使用して文法の勉強など)

General English Upper Intermediate/Advanced Topic
期間

2007/9/10 - 2007/11/30

授業内容・到達度

毎週様々なトピックについて午前の授業と同様に幅広いスキルの練習

トピック: 食べ物・映画・年齢に関する問題・消費者問題・ボランティア・小説・記憶など

それぞれのトピックに沿った新出のボキャブラリーを学ぶことができる

General English Advanced
期間

2007/10/29 - 2007/11/30

授業内容・到達度

主にテキストを使用し、Upper Intemediate同様に幅広いスキルアップの練習

文法: 仮定法、福祉、some とanyなど

テーマ:環境問題・犯罪・スーパーマーケット・教育・記憶・ニュージーランドの歴史・都市

Academic English
期間

2007/12/3 - 2008/2/8

授業内容・到達度

テキストを使用し速読・要約・大学講義のリスニングやノートテイク・様々な種類のエッセイなど大学で必要なスキルを主に学ぶ

最終課題: 1500単語のリサーチエッセイと6〜8分のプレゼンテーション

2週に一度、グループプレゼンテーション(出身国の気候・環境問題・健康・ビジネス)

文法の講義

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留学を終えての感想

留学前にしておくべきこと

留学経験者に話を聞いておくといいと思います。出来れば、自分の留学先と同じ場所に留学していた人に話を聞くと、現地の情報・学校の情報・何を持っていけばいいかなど、様々な情報を得ることが出来ます。また、持ち物や空港の手続き方法、学校の住所などの情報を小さなノートにまとめるのもいいと思います。

留学先に持っていってよかったもの

ノートパソコン:私はインターネットに接続しませんでしたが、課題作成の面で役に立ちました。
文房具:売っていた文房具が比較的高かったので。
折り畳み傘:天候が変わりやすかったので。ほぼ常に鞄に入れていました。
リュック:テキストが大きかったので。また、旅行にも役に立ちました。
日本からの写真:友達と話すのに盛り上がりました。

留学先に持っていくべきだったもの

冬服:9月上旬はまだ寒かったです。
オークランドのシティでは様々なものが売ってあるので、欲しいものはほぼ全て揃いました。

留学先でのお金の払い方や日本からの送金方法・銀行利用法

学校への学費支払いは、学校が指定する口座へ直接支払いました。向こうでは、日本からトラベラーズチェックを持っていき、必要になったときに銀行で両替していました。フラットの家賃は、受付に現金で直接支払っていました。

留学先の気候

基本的に、朝晩と昼の寒暖の差が激しいです。9月上旬は冬の終わりごろとはいえ、まだまだ寒く、息も白いです。この時期に行く人は、コート(ダッフルコートは少し厚手すぎるので、トレンチコートなど)とマフラーを持っていくべきです。11月頃になると、昼間は半袖でも大丈夫なくらいに暖かくなりますが、雨が降るとやはり少し冷え込むので、上着が必要になります。クリスマスを過ぎると、急に気温が上がります。2月上旬で、最高気温は25度前後でした。太陽の下だと暑いですが、日陰だとやや肌寒いです。また、紫外線は日本の7倍だそうなので、日焼け止めクリームと帽子、サングラスも必要です。

学校の日本人率について

私が到着した頃は、日本の大学から夏期休暇を利用した短期留学で来ている学生を含む日本人が多くいましたが、ほとんどが10月上旬までに帰国し、以降はGeneral Englishに日本人が5人ほどしかいませんでした。入学して2週間はクラス13人中日本人が4人いましたが、その後はAcademic Englishに移るまでクラスに日本人は私1人でした。Academic Englishには、ある大学からグループで9人来ている以外に日本人は2人しかいませんでしたが、私のクラスは16人中日本人が7人もいました。また、2月の第1週には、日本のある大学から春期休暇の短期留学で30人ほどの学生が入学しました。

留学中の食生活について

ホームステイ中は、朝食はシリアルかトーストを食べていました。昼食は、スーパーに行って材料を買い、サンドイッチなどを作って持っていっていました。ホームステイ先のキッチンは自由に使わせてもらえました。夕食は、最初の頃はちゃんとした食事を出してくれていたのですが、徐々にやや手抜きになっていったような気がします。サラダと何か、というのがほとんどで、例えばサラダと冷凍パイ、サラダとフィッシュフィンガー(冷凍の白身魚フライのようなもの)などでした。フラットでは、毎週末にスーパーに買い物に行っていました。朝食は毎日シリアルで、昼食はサンドイッチや炒飯などを作って持っていきました。夕食はパスタと炒飯を主に作っていました。

留学中の旅行について

学校にいくつかの旅行会社のチラシが貼っていました。ほぼ全てが週末2泊3日か日帰りのツアー形式のもので、その会社の人が毎週決まった曜日に学校に来られて、予約するという形をとっていました。 私は、そこで見つけたクリスマス期間13日間の南島へのツアーに参加しました。毎日の朝食(昼食と夕食は個人で準備)と移動(観光バスではなく、20人ほどが乗れるマイクロバスと10人ほどが乗れるワゴン車)、バックパッカーでの宿泊(全ての宿泊施設に共同キッチンが付いており、そこで料理が可能)がついているツアーでした。スカイダイビングや氷河歩きなどのアクティビティーは、別に追加料金を払うシステムでした。語学学校から参加した学生が主で、日本人はもちろん、韓国・台湾・ブラジルなど、多くの友達を作れました。

留学して一番良かったと思えること

クラスに日本人が私だけという期間が長く、同時に日本語を話す時間より英語を話す時間がずっと長かったことです。いろんな国の友達を作ることが出来、BBQや食事、家でのパーティなど学校以外の場でもよく遊びました。Academic Englishに移ってからは、日本人がクラスの半数だったので、日本語を話すこともやや多くはなりましたが、お昼ご飯はいつも日本人以外の人と食べるなど、出来るだけ日本語を話さないようにしていました。というより、英語を話すことが自分の中で当たり前で、日本語を話すほうがかえって不自然だったような気がします。おかげで、英語を話すことが前よりもずっと好きになりました。

留学して一番辛かったこと

General EnglishからAcademic Englishに移ったとき、Academic Englishの内容の難しさに戸惑いました。General EnglishでAdvancedまで上がれたことや、General Englishでは勉強出来ない、大学で必要なスキルを学びたいと思いコース変更をしたのですが、正直、コース変更を後悔して、General Englishに戻りたいと思ったくらいです。最終課題は1500単語前後のリサーチエッセイとそのテーマに関する6〜8分のプレゼンテーションだったのですが、大学の図書館で資料を探すなど、初めてのことばかりで、何度も「書けない」って投げそうになりました。今では、両方のコースで勉強出来ていい経験になったと思います。

留学を終えた今、感じること

留学前は、授業についていけるのか、ホストファミリーとはうまくやっていけるのか、英語力を上げることは出来るのかなど、何もかもが不安で仕方がありませんでした。いざ行ってみると、確かに周りのレベルが高すぎて落ち込むことは多々ありましたが、「自分はまだ来たばかりだから大丈夫!」などと考えるようにしていました。General English・Academic English両方の一番上のレベルのクラスに入れたことも満足ですが、それよりも「英語が前よりも好きになった」と思えること、「ネイティブの人にでも自分の英語が通じるんだ」と思えるようになったことが、一番の収穫だと思います。

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