アメリカ合衆国
コネチカット大学2005年度後期I.Tさん(男)
- 期間
- 2005/8/28-2005/12/19
- 所用経費(1ヶ月)
-
宿泊費 60,000円 食費 46,000円 交通費 5,000円 図書・学用品 2,000円 衣服費 10,000円 教養娯楽費 20,000円 合計 143,000円 - 渡航・帰国費用
- 230,000円
- 授業料
- (1セメスター)458,850円
- 換算率
- US1=115円
住宅について
大学寮ではネイティブの学生と話す機会もたくさんありますが、個人の時間はあまり持てないように思いました。週末になるといつもパーティなどで騒がしくなります。
医療について
利用していないのでよくわかりませんが、話によると薬の効き目はかなり強いようです。
治安・衛生について
私の通っていた学校は山奥になるので治安は良かったです。しかし少し都会に行けば危険な場所もあるようです。夜、一人でうろうろするのはなるべく避けるべきだと思います。
受講科目
Listening Speaking Conversation
期間
2005/8/28-2005/12/16
授業内容・到達度
教科書を使ってその日ごとにトピックを選んで討論したりテープを使ってリスニング練習をした。また自分の国についてのプレゼンをした。
Grammar
期間
2005/8/28-2005/12/16
授業内容・到達度
教科書、問題集や先生の配布するプリントを使って問題を解いてみんなで答え合わせをした。
Reading Writing
期間
2005/8/28-2005/12/16
授業内容・到達度
教科書や新聞記事、本などを使って先生が問題提起しみんなで話し合う。エッセイの書き方も習った。
Pronunciation
期間
2005/8/28-2005/12/16
授業内容・到達度
歌を歌って英語のリズムを習ったりコンピューターを使って発音練習をした。
English Through Music
期間
2005/8/28-2005/12/16
授業内容・到達度
アメリカの歴史と共にその当時の関連の深い音楽について学んだ。生徒ひとりひとりが自分の好きなアメリカのアーティストについてプレゼンをした。
留学を終えての感想
この留学は私にとってかなりの冒険でした。今まで海外にいったこともなければ英語も聞き取れないし話せない。ただアメリカへの憧れの気持ちだけで留学を決意したのです。そんな私への最初の試練は入国審査でした。審査官の英語が全く聞き取れなかったのです。そのとき私は大変なところに来てしまったという気持ちでした。
しかし、いったん外に出てみるとまぶしい太陽に青い空、右車線を走る左ハンドルの車とまさにそこは憧れのアメリカでした。私が留学先として選んだコネチカット大学はかなりの田舎で最寄のショッピングモールまでバスで20分くらいかかりました。はっきり言って交通も不便で車がないとどこへも行けません。しかしニューヨークシティとボストンのちょうど真中にあり、どちらも車で3時間くらいでいけるというのが私にとって大変魅力的でした。(車で3時間はアメリカでは近いうちです)また、日本人も少なく、学校内に私を含めて3人しかいなかったため、日本人としか話さないということはなかったです。
授業は一クラスが平均8人〜10人くらいなので先生方は生徒一人ひとりに大変丁寧に教えてくれましたが、最初の一ヶ月くらいは先生の言っていることがほとんどわかりませんでした。今まで日本の中学高校で教科書を向き合いながら勉強してきた人なら誰でもそうだと思います。しかし、それは恥ずかしいことではありません。英語が分からないから勉強しに来ているのです。やる気があれば先生はとことん教えてくれますし、英語に慣れるのも時間の問題です。そういうポジティブな考え方が留学中は最も大切だと思います。考え方が変われば行動も変わります。行動が変われば周りの環境も変わってきます。
留学中は辛いこともありますが考え方一つで乗り切れることもあります。留学で学べることはたくさんあります。英語力はもちろんのこといろいろな国の人達との会話の中でも様々な発見がありました。しかしこれらのことは日本国内でも充分できることです。留学では留学でしか得られないことが山ほどあります。そしてそれは自分にとって一生の財産になるはずです。私は今後この留学を活かし留学に関わる仕事をしてこれから留学を考えておられる方々の支援をしていきたいと思っています。