アメリカ合衆国

ドレクセル大学2006年度後期N.Sさん(女)

期間
2006/9/24-2007/3/29
所用経費(1ヶ月)
宿泊費 約700ドル
食費 約200ドル
交通費 約70ドル
図書・学用品 約50ドル
衣服費 約100ドル
教養娯楽費 約100ドル
雑費 約200ドル
合計 170,400円
渡航・帰国費用
132,000円
授業料
732,000円
換算率
1ドル=120円

住宅について

はじめの2〜3ヶ月はホームステイがよいと思う。慣れない環境ではすぐに相談できるし、助けてくれる人が必要だと思うのでホームステイをしてホストファミリーと過ごすのがよい。

医療について

友達が腹痛で救急車を呼んだら後で請求が400ドルと救急治療室の使用代で約800ドル請求されていた。(後に保険で70%ぐらいは戻ったが)やはり自分の国ではないので病院に行ったりすると高くつくし、保険の手続きなど面倒だと思う。

治安・衛生について

フィラデルフィアはホームレスも多い。私が滞在しているときに図書館の前で人が死んでいたり、学生アパートで発砲事件があった。

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受講科目

Writing Reading Level 3
期間

2006/9/27-2006/12/15

授業内容・到達度

エッセーの書き方を取得する為に必要なテクニックや基本的なルールを習い、週末にはテーマに沿った内容のエッセーを書き、翌週に提出した。とてもよいクラスでこれからも活用できそうな知識を得ることができた。

Speaking Listening Level 4
期間

2006/9/27-2006/12/15

授業内容・到達度

テキストのテーマに沿ったグループディスカッションが中心だった。中間と学期末にはプレゼンがあった。はじめはディスカッションで自分の意見をうまく言えなかったが、徐々にいえるようになっていった。

Vocabulary Development
期間

2006/9/27-2006/12/15

授業内容・到達度

ボキャブラリーを中心にアメリカ人がよく使う表現などを習った後、その単語やフレーズを使って例文を作り文法を直していくというものだった。ネイティブの言い回しやスラングを知ることができたし先生の説明もやり方がとても上手くて楽しいクラスだった。

Writing Reading Level 3
期間

2007/1/15-2007/3/23

授業内容・到達度

テキストに載っているエッセーからアイディアを見つけてそれを自分のエッセーに活かして書くというものだった。週に1〜2回小説を読んだりした。エッセーは何度も書き直しをさせられたのがよかったと思う。

Speaking Listening Level 4
期間

2007/1/15-2007/3/23

授業内容・到達度

テキストに沿ったグループディスカッションと、ディベートが中心だった。中間と学期末にはプレゼンがあった。宿題として週2回ラジオとTV(60分間)のリスニングジャーナルがあった。ディスカッションとディベートはテーマが重いものばかりであまり好きではなかったが、週2回のリスニングジャーナルはとてもよい課題だった。特にはじめラジオは全く聞き取ることができなかったが、だんだんと聞き取れるようになっていった。

Advanced Grammatical Analysis
期間

2007/1/15-2007/3/23

授業内容・到達度

自分達が知っている英文法をより深く分析し正しい使い方を習得しようといった授業で、本当にわかりやすかったし理解できた。特に過去完了形の授業ではタイムラインを書いて説明してくれてとてもよかった。

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留学を終えての感想

私が行っていたDrexel大学は、アメリカの東海岸のフィラデルフィアに位置し、1月の後半から2月の終わりにかけてはとても寒かったです。3月には入ると気温が上がり、昼間は半そでで過ごせる日も少なくありませんでした。寒いといってもマイナス5〜10度の間なので、コートを着て出かければ結構大丈夫でした。私は9月から3月まで滞在していましたが、気候的には過ごしやすいほうだと思います。大学はUniversity Cityという大学がいくつか集まったエリアに位置していたので大学の周辺は学生ばかりで、周囲のアパートや家はほとんど学生が住んでいました。

大学の周辺は夜中までセキュリティーの人たちが見回りをしていたので、夜大学の周辺を歩くことはそれほど危険ではありませんでした。しかし、大学を少し離れたエリアや、ダウンタウンは夜あまりセキュリティーが警備していないため危険だといわれていました。私ははじめの3ヶ月間ホームスティをしていたのですがThanks Giving Dayの時はカナダとシカゴに行って、クリスマスのときはフロリダへ行きました。旅行にかかったお金はすべてカードで支払いました。旅行のときだけではなくショッピングでの支払いもほぼカードでした。日本ではあまりカードを使わなかったのではじめはちょっと抵抗があったのですが、使ってしまえばなんとも思わなくなりました。しかし、自分がどれだけ使ったのかが把握できず、結構無駄使いをしていたとおもいます。そこのホームスティのルールで週三回晩御飯を一緒に食べるといった形式だったので、あとの4日間は友達と外に食べに行ったりしていました。これに結構お金がかかったと思います。ホームスティの料理や外での食事ははとてもおいしかったのですが、最初の2週間くらいは食事が合わず毎晩腹痛でした。

休日は宿題をやったり、友達とショッピングに行ったりしていました。週末ホストが留守の時が多かったので、夜は部屋でずっとインターネットをしていました。アメリカに来て1ヶ月くらいしてパソコンが壊れてしまって2週間くらい使えなかったのですが、そのときは本当に暇でした。インターネットは暇つぶしにもなるし、家族や友達との連絡手段として使っていたので使えなくなるととても不便でした。課題もタイプしないといけないのがほとんどだったので、使えなかった期間は毎回図書館のパソコンを使っていましたが、やはり自分の部屋でやるほうがいいと思います。あと、龍大のHPを図書館のパソコンで見ると、うまく日本語が表示されない時もあったので、パソコンは日本から持っていったほうがいいと思います。 逆に持っていかなくてよかったものというと服だと思います。私は結構服を持って行きましたが着る服は決まっていました。アメリカ人はラフな格好ばかりしているので、自分もその中で生活しているとおしゃれをすることよりも動きやすい格好のほうがいいと思えるようになっていきました。せっかく持っていった服も最終的にはスーツケースに入らず送り返すか捨ててしまうという結果になってしまいました。

留学中得に楽しかったことといえば友達と旅行に行ったことです。私は今回の留学で初めてアメリカに行ったのですが、そこで学んだのは英語だけではなく、アメリカの黒人の問題や、移民が抱えている問題について考えさせられました。

得にフィラデルフィアは黒人の割合がとても多い都市の1つで、それにはアメリカが奴隷解放の時の状況がかかわっていることなどを学びました。 華やかに見えるアメリカの生活の中にも国民1人1人、国が抱える問題を目の当たりにし、アメリカに対する考え方が少し変わりました。 また、フィラデルフィアはアメリカ誕生の地でもあるため、それに関する歴史などを学ぶ機会も多かったです。 歴史が好きな私にとってはとてもいい体験ができたと思います。

今留学を終えて感じることは、語学力を上げることは一番の目的だとは思いますが、私は、留学するにはその国、地域のことについても少しは興味を持って、知ろうとすることも大事なのではないかと思います。

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