アメリカ合衆国
イリノイ大学2007年度後期I.Yさん(男)
- 期間
- 2007/8/17-2007/12/7
- 所用経費(1ヶ月)
-
宿泊費 60,000円 食費 50,000円 交通費 2,000円 医療費 500円 衣服費 5,000円 教養娯楽費 5,000円 雑費 2,500円 合計 125,000円 - 渡航・帰国費用
- 272,400円
- 授業料
- (年間)540,600円
住宅について
寮に住むと友達がたくさんできて楽しいと思う。でも少しうるさいところもある。アパートもルームメイトがいて楽しいと思う。ルームメイトと話すことで英語の勉強にもなるのでアパートはおすすめ。なにかあったときに学校から近いほうが便利。
医療について
予防接種のときに先生がすごく親切に説明してくれた。病院にあまり行かなかったのでわからない。
治安・衛生について
シャンペーンは大学生が多く、何もないところなので安全な街だと思う。しかし、夜遅くに出歩くと危険である。キャンパス内でもひったくりなどの犯罪もたまに起きる。
受講科目
Pronunciation in Conversation 4L
期間
2007/8/17-2007/12/7
授業内容・到達度
英語の発音と滑らかさを向上させることが目標である。母音、リズム、強弱、イントネーションについて練習した。歌を歌って発音の練習をしたこともあった。
English Grammar
期間
2007/8/17-2007/12/7
授業内容・到達度
文法の知識と理解を向上させることが最終目標である。教科書とハンドアウトを使って、日常でよく使われる文法をグループやペアに分かれて勉強した。
Reading
期間
2007/8/17-2007/12/7
授業内容・到達度
一般的な記事を読めるようになる基本知識を身につけること、記事に出てくる単語力をつけること、さまざまな記事を読むことによってアメリカの文化と読解力をつけること。この三つが目標とされている。教科書や新聞を使って、世界の教育の違い、都会の問題点、動物と言語、薬と介護などの記事について知識を高めると同時に読解力も高めた。
Listening and Oral Communication
期間
2007/8/17-2007/12/7
授業内容・到達度
さまざまな状況でのリスニング力をつけること、日常でのコミュニケーション力をつけること、状況に合ったプレゼンテーションができるようになることの三つを目標としている。
Communication repair and small talk/Shopping/Health/Weekend plan/Telephone and invitation/Jobs and occupations/Restaurant and food この七つのユニットに分かれていた。
留学を終えての感想
渡航前にしておいたほうがいいこと
- たくさん外国人と話すこと。
- 住居を早めに探すこと。
- 飛行機のチケットを早めに買うこと。
渡航の時に持っていった方がいいもの、持っていかなくてよいもの
- 学校の宿題や連絡で使用することもあるので、PCは絶対に持っていったほうが良いと思う。
- 服は最低限持っていけばアメリカは日本より安いと思うので、買えば良いと思う。
- 耳かきを持っていけばよかった。
留学先でのお金の払い方や日本からの送金方法・銀行利用法
- 授業料はトラベラーズチェックで全部払った。トラベラーズチェックは安全で良いと思う。
- 現金で$1000と\100,000持っていった。あとは全てクレジットカードで支払った。
留学先の気候
- 日本よりも夏は日差しが強く、冬はマイナス10℃にもなるくらい寒い。秋が短く、夏が過ぎたらすぐに寒くなって冬になる。
大学について感じたこと・大学周辺の治安
- イリノイ大学は施設が充実していた。バスやジムはIDを見せれば無料で利用できる。
- 日本の大学と違って様々な国の学生がいることが最も印象的だった。
- 多くの学生は図書館やカフェで勉強をしていて、日本の学生よりも勉強熱心だと思った。
- 大学周辺の治安は良いが、深夜に一人で歩くのは危険である。ひったくりやレイプなどの事件も実際に起きた。
留学中の食生活について
- アメリカに行ってすぐにメキシコレストランに行ったら蕁麻疹が出てしまったので、食べ物には気をつけた方が良いと思う。
- アメリカは主食が米ではないので韓国レストランや中国レストランに行って米を食べた。
- 韓国のスーパーに行けば日本の商品も売っているので食事には特に困らなかったが、アメリカの料理だけでは体にも悪いし、飽きてしまう。
留学中の旅行について
シカゴとフロリダに旅行に行った。シカゴではNBAの試合、シカゴ美術館、建築物を見に行った。フロリダではディズニーワールド、ユニバーサルスタジオ、マイアミビーチに行った。アメリカでしか味わえない貴重な体験をした。しかし、海外旅行は危険が多いので、いつも危険と隣り合わせしていることを自覚して楽しむことが大切である。
留学して一番良かったと思えること
違った文化で育った人々と友達になることができてすごく満足している。今まで知らなかった日本を知ることができたこと、様々な文化を知ることができたことが良かった。多くの人と出会えたことが最も良かった。これからもアメリカで知り合った人たちを大切にしていきたい。
留学して一番つらかったこと
- アメリカに留学に行ったのにアメリカ人の友達がたくさんできなかったこと。日本人に興味がない友達がたくさんできなかったこと。
- 食べ物があたって蕁麻疹が体中に出てしまったこと。
留学前と留学中との考え方やイメージのギャップ
留学をして、主に二つのことに興味を持った。一つ目はアメリカの人種差別と貧困についてである。今まで私はなに不自由なく生きてきた。しかし、ホームレスが金を奪うために人を襲うところや道で金をくれと話しかけている実態を目の当たりにすると、少しでもこの状況を改善したいと思うようになった。
黒人は黒人同士でいて、白人は白人同士でいるところをよく見た。アメリカは白人と黒人に分かれている二つの国なような気がした。人種差別はアメリカにとって未だに大きな問題であると思う。アジアの女の子と黒人の女の子が手をつないで歩いているところを見た。まだまだ知らないことが多すぎて分からないが、自分なりに解決策を考えていきたい。
二つ目は日韓関係についてである。多くの韓国人の友達ができたため、日韓の歴史や現在の問題について興味を持った。日本人として、日本の歴史を知らなければならないと思う。日本人であるから、知らなければ恥ずかしいことであると思う。
留学を終えた今、自分が感じること
知らず知らずのうちに自分が周りの人たちに支えられていることに気づいた。家族や友達の支えがあったからこそ、満足のいく留学ができたと思っている。無事に帰国できてよかった。
今回の留学を今後どう生かしていきたいか
日本とアジア、ジャーナリズム論についてというゼミを選考したので留学先で得た知識を生かしてアメリカ、日本、韓国の関係に焦点をあてて考え、これからの自分の行動に生かしていきたい。そして、家族や友達を大切にしていきたい。残りの大学生活を楽しむために何をするにもとにかく自分から行動を起こそうと思っている。