アメリカ合衆国

ネブラスカ大学 オマハ校2008年度前期K.Mさん(女)

期間
2007/8/20-2008/5/31
所用経費(1ヶ月)
宿泊費 30,000円
食費 25,000円
交通費 0円
(スクール
バスの為)
図書・学用品 3,500円
医療費 0円
(ケガ等なし)
衣服費 3,500円
教養娯楽費 2,500円
雑費 0円
(節約主義)
合計 61,000円
渡航・帰国費用
190,000円
授業料
1,000,000円
(年間)
換算率
$1=110円

住宅について

ホームステイは、相手家族に気を遣ったり、いい対応をしてくれない家庭もあると思います。私は留学するまで一人暮らしをしたことがなかった為、挑戦のつもりでinternational student用のアパートを借りました。様々な国の人たちがそこで暮らしていて、たくさんの友達ができました。

医療について

アメリカは日本に比べて保険制度がよくないと聞いていたし、市販の薬も日本人に合わないと思い、日本から鎮痛剤などを持って行きました。幸い病気にもかからず良かったですが、歯医者と眼科は保険がきかないので、出発前に検診に行くといいと思います。

治安・衛生について

私の留学していた地域は田舎でした。治安もいいと思い選んだ場所でした。しかし、留学中に近くのショッピングモールで銃乱射事件があり、日本でも報道されました。本当に怖いと思ったし、危険はどこでも有り得ることだと実感しました。また、近くで強盗があったとか、数年前には性犯罪もあったと聞きました。衛星面は特に問題なかったです。

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受講科目

Intro to Reading Strategies
期間

2007/8/28-2007/10/18

授業内容・到達度

テキストに沿って問題を解いたり、先生の用意したプリントをしたり、主にReadingスキルを伸ばす為の授業でした。

Listening
期間

2007/8/28-2007/10/18

授業内容・到達度

とてもエネルギッシュな先生で、テキストの問題もやりましたが先生の話、クラスメイトの話を聞いたり、自分の国について話し合ったりしました。また、映画を見て概要説明や、ゲストスピーカーの話を聞いたりとリスニング力だけでなく、スピーキング力も必要でした。

Survey of Idiomatic Language
期間

2007/8/28-2007/10/18

授業内容・到達度

少し難しいイディオムの使い方、考え方、とらえ方を学びました。イディオムを使ってスピーチや、自分なりのイディオムの意味合いを最初に想像して発言したり、イディオムを使っての広告作りなどが毎回宿題として出されました。

Public Speaking
期間

2007/10/22-2007/12/14

授業内容・到達度

英語でのスピーチの方法を学び、期間中3回大きなスピーチがありました。パワーポイントを用意してトピックごと1人ずつスピーチをしました。毎週小スピーチがありとても役にたった授業でした。自分に自信がついたと思います。

Introduction to Writing
期間

2007/10/22-2007/12/14

授業内容・到達度

小さな文章を書く練習や、接続詞など文法的な勉強をしました。毎週トピックが与えられ、それについてPaperを書いたり、毎日日記を書いて提出しました。これは他の生徒との交換日記のようなものでした。

Vocabulary for Academic Purposes
期間

2007/10/22-2007/12/14

授業内容・到達度

主に、TOEFLに出てくる単語をテキストを使って勉強しました。他にグループに分かれてVocabulary quizをしたり、毎回テストもありました。

Advanced Listening and Speaking
期間

2008/1/8-2008/2/28

授業内容・到達度

主に、先生が用意したプリントなどでクラスメイトと話し合い意見交換したり、NPRやCNNの映像・音声を聞いてListening力を伸ばしました。先生が少し長い物語を読み、それをメモを取らずに聞き、頭の中で整理し、自分の言葉で要約するという練習もしました。

Advanced Listening and Speaking
期間

2008/3/4-2008/4/24

授業内容・到達度

上記と同じ授業でしたが、使う教材は異なるものでした。また、2度目の受講ということで特別に、火曜と木曜は学部授業を聴講しに行かせてもらいました。最後の授業にクラス内で“学部内授業で何を学んだか”を10分間スピーチしました。

Introduction to Native American Studies
期間

2008/1/15-2008/5/8

授業内容・到達度

これはUniversity of Nebraska の学部授業です。1月から受講しました。ネイティブアメリカンの歴史、現在の問題点、文化・習慣などを勉強しました。1セメスター中に3回テストがあったり、クラス内でdebateをしたり、レポート提出などがありました。現在のアメリカ社会においてのネイティブアメリカンの立場などを中心に学びました。

Introduction to Gerontology
期間

2008/1/14-2008/5/7

授業内容・到達度

アメリカでの高齢者への対応や問題点、どのようにして人は老いていくか。また、社会保障や高齢社会への取り組み、ケアの方法などを学びました。セメスター中に4回テストがあったり、実際高齢者へのインタビューを行い、それをレポートという形で提出しました。自分が老いたときのことを考え、クラスメイトと意見交換したりしました。

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留学を終えての感想

渡航前にしておいたほうがいいこと、それは勉強です。英語はもちろん、日本についての知識を増やすことです。私は渡航前からできるだけ頭の中で考えることを英語で考えるように日々努力していました。例えば、通学中の電車の中で考え事をするときに、英語で考えてみたりしました。また、自分の意見をはっきりとしておくことです。優柔不断では始まりません。何事も決めるのは自分です。私は、アメリカに行ってから優柔不断だった性格が少しはましになったと思います。それと、留学先ではいろんなことが待ち受けています。まずは、何事も恥ずかしがらず挑戦するべきです。そうすると、友達は増えます!!!「踊れ!」と言われたら踊ってしまえばいいし、「飲め!!」と言われたら、許容範囲で飲んでしまえば、きっと楽しい時間になるでしょう。それと、大切なことは笑顔を絶やさないことです。いつも笑っていることです。友達がいれば、ホームシックになることもないです。実際、私はなりませんでした。

留学先で楽しんで勉強するには、メリハリをつけることです。勉強するときはする。遊ぶときは本気で遊ぶ。何事も、本気でやれば必ず楽しい毎日を送れると思います。留学中に気付くことは、本当にたくさんあります。例えば、親の有り難味、時間の大切さ、勉強の重要性。それと日本の素晴らしさです。日本は小さな国だけど、知らない人はいませんでした。自分が日本人である誇りを持つことができました。やりたいことは、やってしまえ!精神が重要だと思います。

私は、留学前からグランドキャニオンに行きたいと思っていました。留学期間の最後に一人旅を考えて、ラスベガスとグランドキャニオンに行ってきました。アジア人だし女だし…と周りには心配されましたが、怖がっていては何もできません。もちろん、1番大切なものは命です。そこは、ちゃんとわきまえて行動すればいいのです。無事に帰国して、なおかつ人間的にも成長したら、留学は成功だと思います。帰国してからも、勉強を続けることが1番大切であり、難しいことだと思います。でも、このチャンスを無駄にしないように、勉強を続けるつもりです。

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