担当者 徐　光輝
テーマ 東アジア地域文化の調査研究
講義概要
(演習Ⅰ～Ⅳ)		 国際文化交流や異国、異民族文化の理解には、幅広い比較研究の能力が求められるが、その基礎となるのはまず地域文化に関する系統的な知識である。本演習では、中国大陸、朝鮮半島、日本列島を含む東アジアの諸地域文化に焦点を当て、考古、歴史、民俗等の文献資料をもとに、衣・食・住・行（行は遠近距離の移動と交流を指す）に代表される基層文化を中心に、日常生産・生活のほか、地域文化の形成過程や相互交流を視野に入れて調査研究を行う。
到達目標 一定の専門知識をもとに、独自に問題点を見出し解明することが出来る。
講義方法 運営方法として、個別的テーマと共同的テーマを決め、そのテーマをめぐって文献講読や現地調査を行い、その分析データをもとに発表討論を積み重ね、卒業論文をまとめて行くようにする。
成績評価の方法 受講態度、理解度等　　　　　50％
普段の課題、期末レポート等　50％
系統的履修 歴史、文化、民俗、宗教、芸術系科目をなるべく履修すること。
テキスト 特になし。
参考文献 授業で適宜紹介する。
履修上の注意・担当者からの一言 自分の生まれ育った具体的な地域文化や歴史から始め、次第に調査研究の範囲を広げましょう。