担当者 | カルロス、M.R.D. |
テーマ | 少子高齢社会日本における外国人労働者受け入れ政策 |
講義概要 (演習Ⅰ~Ⅳ) |
この演習は、「世界と日本」コース所属生のための演習(ゼミ)です。 少子高齢化が急速に進行している日本において、外国人と経済との関わりはまずまず強くなると思われる。それは、外国人が、観光者のような「消費者としての外国人」、そして人手不足の産業で働く「労働者としての外国人」の二面を持っているからである。そのため、日本社会ではさらなる外国人の活躍が必要であるかについて大きいな社会的関心を引いており、本ゼミでは主に経済学の観点から外国人観光者と労働者を巡る諸問題を検討する。 本ゼミでは以下の三つのテーマのクラスターを中心に学ぶ予定である。
本ゼミの受講生には以下のことを要求する。
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到達目標 | 【演習Ⅰ〜Ⅳ】は、個別に単位認定されます。以下に概要を示しますが、詳細は、担当教員に尋ねるか、年度初めにWEB上に掲載される各シラバスを参照して下さい。 【演習Ⅰ/Ⅱ】では以下の到達目標を設定している。
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講義方法 | 本演習では、学生を主体に様々な講義方法を取り入れる予定である。最初は、調査の方法やテーマに関する講義形式で行いますが、徐々にグループワークやディベート、フィールドワーク、プレゼンなど学生を中心とした学びのスタイルに移行し、最終的には自分で設定した研究テーマの発表を行いたいと考えています。なお、Project-based learning(有志ある学び)では、学生ら自身が現地で問題・課題を発見し、それに対して解決策を考え、それを口頭発表のほかにパンフレットなどの製作にまとめる作業の一連である。 |
成績評価の方法 | 【演習Ⅰ〜Ⅳ】は、個別に単位認定されます。詳細は、担当教員に尋ねるか、年度初めにWEB上に掲載される各シラバスを参照して下さい。 以下を目安として総合評価します。 平常点(グループワークや討論会での参加)40点 個人・グループ課題の提出 40% 期末レポートまたは試験 20点 |
系統的履修 | 外国人労働者や外国人観光者に関する理論的な枠組みや現状を理解するために「現代経済と文化」、「国際人口移動」、「パン・パシフィックの移民」の授業を受講することが求められている。 |
テキスト | 特に指定しない。 |
参考文献 | 毛受敏浩 (2017)「限界国家」朝日新聞出版 その他、必要に応じて授業で紹介する。 |
履修上の注意・担当者からの一言 | 演習は、教員からの連絡だけでなく、学部、大学から学生への情報提供の場でもありますので、毎回出席することが求められています。また、グループワークと課題が多いゼミですが、これらを通じてコミュニケーションスキルが向上するだけでなく、学生の間、そして学生と教員の間の距離感が短くなると期待しています。楽しくやりましょう! |