担当者 河合 沙織
テーマ ラテンアメリカの社会と開発(G, E, G+C, G+E, G+C+E)
講義概要
(演習Ⅰ~Ⅳ)
グローバリゼーションが叫ばれるなかで,日本におけるラテンアメリカや新興国についての理解は十分だとは言えません。ラテンアメリカとは一体どんな地域なのか?新興国にはどのような特徴があるのか?ラテンアメリカや新興国に注目することで,わたしたちが日本や世界を考える際に役立つ視点はあるのか?あるとすればどのような視点なのか?

本演習では,上記の問いを明らかにすべく,「ラテンアメリカ」,「新興国」,「開発」に関するイシューについて学び,わたしたちとのつながりを考えながら理解を深めることを目的とします。
到達目標
  • 1. ラテンアメリカ,新興国地域に関する基礎的知識を習得する。
  • 2. 開発の諸課題についてあらゆる角度から考察することができる。
  • 3. 大学生に必要なスタディ・スキルを強化する。
講義方法 ラテンアメリカや開発に関する文献講読(外国語の文献が中心),学生によるディスカッションや発表,グループワークを中心に進めて行きます。
成績評価の方法 平常点(授業中の発言,ゼミ運営におけるチームワークとリーダーシップ),プレゼンテーション,レポートなどでゼミでの活動を総合的に評価します。
系統的履修 「グローバリゼーションとラテンアメリカ」の他,社会科学系の講義など関連する科目を受講しておくことが望ましいです。
テキスト 授業内で指示します。
参考文献 Giugale, M. M. (2017) Economic Development: What Everyone Needs to Know. Oxford University Press; 2nd edition.
Kent, R. B. (2016) Latin America: Regions and People. New York: Guilford Press.
Mendes, M. (2014) Inequality, Democracy, and Growth in Brazil: A country at the Crossroads of Economic Development. London: Elsevier.
Robles, F., Wiese, N., Torres-Baumgarten, G. (2014) Business in Emerging Latin America. Routledge.
ラテン・アメリカ政経学会『ラテン・アメリカ社会科学ハンドブック』新評論,2014年。
履修上の注意・担当者からの一言 「ラテンアメリカ」や「開発」に関心のある学生,ゼミをみんなで一緒に創っていくことに意欲的な学生を歓迎します。

このゼミでは,フィールドワークやゼミ旅行,他ゼミ・大学・他学部との交流など,ゼミ全体での学外活動を行うことがありますので,これらの活動にも積極的に参加する意欲の高い学生を希望します。