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Faculty of International Studies

国際学部

ゴヴォルノワ アリョーナ

ゴヴォルノワ アリョーナ
教員氏名
ゴヴォルノワ アリョーナ(Govorounova Alena) 准教授
専門分野
比較宗教学・哲学的神学・言語文化学
所属学科
国際文化学科

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(先生の)専門分野の面白さを教えてください。

私の研究は、宗教と超自然的想像力を、人間存在の根源的な次元として捉えることを目的としています。神・仏・天使・霊といった見えない存在は、単なる信念や物語としてではなく、人間が現実の本質や自己の位置づけを理解しようとする中で生み出してきた文化的・象徴的表現として理解されるべきものです。この意味で、宗教は文化と深く結びつき、世界観や価値観、実践、社会的あり方を形作っています。プラトンの洞窟の比喩が示すように、現実や知覚の本質をめぐる問いは、哲学のみならず宗教的伝統においても重要なテーマであり続けてきました。本研究では、こうした問いが宗教テキストや実践、さらには映画やアニメといった現代文化においてどのように表現されているのかを探究します。また、科学と宗教の対話にも関心を寄せています。宗教的枠組みがある種の経験を霊的現実との接触として解釈するのに対し、神経科学などの科学的アプローチは、それを認知や知覚の働きとして説明します。本研究では、これらを一方に還元するのではなく、その緊張関係を通して人間経験の理解を深めることを目指します。この分野の魅力は、私たちが自明視している現実観を問い直し、人間存在の文化的・存在論的側面について新たな視座を開く点にあります。

先生のゼミに入ったら、どのような活動を行うことができますか。

本ゼミでは、ミニレクチャーとディスカッションを組み合わせた、学生主体の学びを重視します。宗教テキストの読解に加え、フィールドワークやメディア分析を行い、テキスト研究・現地調査・映像/メディア資料を統合した多層的なアプローチを採用します。具体的には、グループやペアでの研究活動を通して、宗教や文化に関する諸現象を分析し、映画やアニメにおける宗教的イメージの考察を行います。また、研究課題の設定、先行研究の調査、質的データ(インタビューや観察)の収集・分析に加え、アンケート調査などの基礎的な量的データの活用を含む研究スキルを身につけ、それらを論理的かつ明確に発表する力を養います。最終成果としては、PowerPointによる発表に加え、短編映画、アニメーション、ポスターなどの創造的なプロジェクトにも取り組みます。これらの活動を通して、宗教や文化を分析する力だけでなく、多様な視点を理解する力、自らの考えを論理的に表現する力、そして創造的に発信する力を身につけることを目指します。

国際学部の学生の皆さんやこれから国際学部を目指す方にメッセージをお願いいたします。

現代社会では、異なる文化や価値観を理解し、それらの違いを越えて対話する力がますます重要になっています。宗教はその中心にあるテーマの一つであり、人々の行動や世界観に深く関わっています。私たちの身の回りにある多くのものは、一見無関係に見えても、実は歴史的・文化的に深くつながっています。宗教や文化を学ぶことは、そうした「つながり」を理解し、世界をより立体的に見る力を養うことにつながります。ぜひ国際学部での学びを通して、自分自身の世界観を広げ、新しい視点に出会ってください。その経験は、将来どのような進路に進むとしても、必ず大きな力になるはずです。

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