国家・地域・民族・言語・宗教などにもとづく文化の違いや、それに伴う諸問題について学ぶ「国際文化学」。
国際文化学科は西日本をリードする国際文化学の教育・研究拠点です。
『世界を学び、私を知る』をキーワードに、世界の多様な言語と文化を学び、〈私〉を取りまく文化の理解を深め、主体的に情報発信できる人材、異なる文化間に生じる問題を調整することのできる人材、そして国際社会における多様性の尊重に貢献できる人材を育成します。そのために、学生自身の関心にもとづき、以下の5科目群等から専攻科目50単位を卒業要件として履修します。
1年次は英語、フランス語、コリア語、中国語を履修可能。2年次からは、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、ペルシャ語、アラビア語、ロシア語、トルコ語も学ぶ事ができます。
2年次に全員が「リサーチセミナーⅢ」を選択履修。
留学・国内外での文化研修・映像制作など、自分の興味や関心に合うプロジェクトを選択し、他の学生と協力しながら課題に取り組みます。
国際文化学科の専任教員に占める海外出身の教員比率は約42%
(2022年4月現在)。
外国人教員の国籍はアメリカ、イギリス、フィリピン、オーストラリア、韓国、中国、フランス、ベルギーなど実に多彩。
教員との日々の触れ合いから、日本と世界をつなぐ教員との日々の触れ合いから、日本と世界をつなぐグローバルマインドが自然と身につきます。
国際社会が直面する諸問題と深く関わるのが宗教。
本学の強みである仏教はもちろん、キリスト教研究者、イスラーム研究者などが揃う国際文化学科では、世界三大宗教についてしっかり学べます。
生粋の“京都人”教員による京ことば・文化の授業のほか、観光やキャリア関連の専門科目も揃っています。
航空・ホテル・旅行業など、人気の観光分野で働きたい人をサポートします。
フィールドワークや制作など、国際文化学科では自ら行動し体験する学びのスタイルを重視。異なる文化間に生じる問題を率先して調整できるファシリテーター(促進者)を育てます。
必要な授業を履修し要件を満たすことで、グローバルな時代の英語教育を担う中学・高校英語教諭の一種免許状(英語)を取得することができます。