- 教員氏名
- 松居 竜五(Matsui Ryugo) 教授
- 専門分野
- 比較文学/比較文化/国際文化学
- 所属学科
- 国際文化学科
さまざまな「文化」を横断する現象を扱います。異なる「文化」を知り、異なる見方や価値観を体感することは、自分の世界を大きく広げることにつながります。特に、異文化を体験することで、多角的なものの見方を会得していった過去の人物に対する研究を中心的におこなっています。そうした人物の主観的な観点から世界を見ることで、人間が生きることの意味について考えることができると思っています。
人物を研究することで、その人の主観からものごとを見ることを試み、そのことで、自分自身の視野を広げる訓練をします。AIが発展する時代にあって、ますます重要視されるのが「個人」としての人間と、その「個人」がどのように生きるのかという問題です。そのためのヒントは、これまで生きてきた人たちが、どのような経験を得て、どのような選択を下してきたのかを知ることです。ゼミでは、そのための資料の読み方や、作品などの解釈のしかたを学ぶことになります。
今、目の前で起きている現象に対して、多角的な視点から分析できるように、自分の視野を広げてください。特に、歴史や文化の観点からの背景を知ると、まったく異なるたくさんの見方ができるようになります。