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Graduate School of International Studies

国際学研究科

研究科長メッセージ

国際学研究科長 福山泰子

世界のボーダレス化と一体化が急速に進む一方で、地域・国家間の激しい対立や摩擦が戦争や内戦、種々の紛争に発展するケースも少なくありません。私たちはそのような目まぐるしい変化と不確実性に満ちた時代に生きているといえます。現代世界が抱える諸課題の背景には複数の多様な要因が存在し、それらが相互に複雑に絡み合って新たな問題を生起することもしばしばです。

2019年度に創設された国際学研究科は、これまでの既存の学問では対処できない諸問題を、より多角的・多面的にかつ複眼的に考察することで問題を把捉しようと、国際関係論、文化人類学、言語学、比較文化学など複数の領域横断的な研究の場を提供しています。修士課程では、より専門的な観点から、国際文化学専攻、グローバルスタディーズ専攻、言語コミュニケーション専攻という三つの専攻体制によって、学修の高度化を段階的に促進し、広い視野で学識を深められる教育課程を提供しています。また、博士後期課程では研究者としての高度な研究能力の涵養をめざし、また、その研究能力をさまざまな国際社会・地域社会の場で生かしていくことを目標としています。

学問の探究は常に困難を伴いますが、院生の皆さんだけでなく教員も共に切磋琢磨し、刺激し合いながら、知を蓄積し、学問を深めていく進化する研究科でありたいと考えています。

龍谷大学大学院国際学研究科長
福山 泰子

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