ますます顕著になりつつあるグローバル化の状況の中で、高い語学力・対話力をもってリーダーシップを発揮して国内外の社会において活躍できる人材の育成が急務です。グローバル社会の中で求められる新たな言語教育の展開に貢献するために教員養成課程を設置し、英語教員としての高度な専門性や実践的能力だけではなく、グローバルな視点から多様な価値観を捉え直すとともに、相互に関連を深める国際情勢を複眼的な視点から総合的・大局的に分析し、問題解決に向けて高い英語力・対話をもって積極的に行動できるリーダーを育成します。
1年次には「第二言語習得」に関わる質的・量的調査法に関わる基礎科目を必修として配置し、研究方法に関する基礎を修得します。
「通訳・翻訳」、「英語教育学」、「応用言語学」の3領域に関わる重点科目を系統的に配置し、言語教育の研究に関わる理論的・実践的基盤を培います。
1年次から演習を必修科目として配置し、主・複指導教員の指導・助言を受けながら、研究を遂行する専門的知識や方法を修得し、自らの研究テーマに関わる分析力・考察力を養い、英語で修士論文を作成します。
国際的な舞台で研究・活動を進めている専任教員が指導を担当する。本専攻教員の内、85%は海外で大学院の学位(修士号もしくは博士号)を取得し、またほとんどの教員が国際的な舞台で英語を使用して研究成果を公開しています。
「中学校・高等学校英語教員(専修免許)」の課程を併設。専攻内の定められた科目を修得することで取得可能です。(※一種免許状を有している方が対象です。)
<備考(文部科学省Webサイト(用語辞典:文部科学省 (mext.go.jp)より引用)>
教育職員免許法(昭和24年法律第147号)第4条に定める教員の普通免許状の一種です。
教員の普通免許状には、短大卒業程度の二種免許状、大学学部卒業程度の一種免許状と、大学院修士課程修了程度の専修免許状があります。
専修免許状を取得する方法は、以下の通りです。
一種免許状を有する者(所要資格を満たしている者を含む)が、修士号等の基礎資格を得るとともに、文部科学大臣の認定を受けた大学院又は四年制大学専攻科の課程で24単位以上を修得する方法。
一種免許状又は特別免許状を有する者が、最低在職年数(3年)以上良好な勤務成績で勤務するとともに、所定の単位を修得し、教育職員検定を受ける方法。必要な単位数は一種免許状の場合で15単位、特別免許状の場合は25単位(小学校特別免許状は41単位)です。
外国の大学院等で上記と同様の要件を満たすか、若しくは当該大学院等の課程を修了し、又は外国において教育職員に関する免許状の授与を受けた後、教育職員検定を受ける方法。
龍谷大学大学院修士課程国際学研究科言語コミュニケーション専攻の課程は、赤字にあたります。
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