Need Help?

Faculty of International Studies

国際学部

グローバルスタディーズ学科

  • グローバルスタディーズ学科
  • 世界を舞台に活躍するリーダーを育成する

    Programs プログラム紹介

    グローバルスタディーズ学科

    3つの海外プログラムを経験して、視野が大きく広がった

    技術の発展により、世界中の人たちと距離を超えた国際交流が可能になりました。
    時には、訪れたことがない国のリアルな「今」について、さまざまな話を聞けることもあります。
    そのなかには、これまでの知識や経験が役に立たず、理解が難しい話もあります。
    しかし、だからこそ、見識が深まり、視野が広がる経験になるのです。

    グローバルスタディーズ学科

    小堀 千夏さん

    小堀 千夏さん

    グローバルスタディーズ学科 4年生(大阪府 大阪夕陽丘学園高等学校 出身)

    オンライン留学など、多彩な海外プログラムを体験

    海外での勉強や就職という目標があり、実社会に出る前に夢を叶えるための第一歩として、さまざまな海外プログラムに参加しました。留学については、新型コロナ感染症の影響で海外渡航ができず、カリフォルニア大学バークレー校へのオンライン留学を選びました。その後は、海外渡航ができなかった学生のために用意されたグローバルスタディーズ学科のフォローアッププログラムで、米国ボストンでのハーバード大学とマサチューセッツ工科大学のPBL(問題解決型)研修プログラムにも参加しました。さらに、4年次には「インターンシップ・アブロード」の授業で、夏季休暇を利用してニュージーランドに行き、公立高校で日本語クラスのティーチング・アシスタントを経験しました。

    茶道について発表を行い、実りある国際交流を実感

    オンライン留学には、さまざまな国から多種多様なバックグラウンドを持った学生が参加しており、インドのカースト制などそれぞれの国が抱える社会課題について話を聞くことができました。このオンライン留学では、「ライティング」「ジェンダー論」「日本文化・文学」の3つの講義を受講しました。
    日本文化・文学の授業では、『源氏物語』を面白いといってくれる学生もいて話が盛り上がり、動画やテキスト情報を使って茶道について紹介する機会もありました。発表に備えて一生懸命に準備する必要があり、主体性を持って授業に参加したことで、オンライン上にもかかわらず有意義な国際交流ができたと感じています。

    楽しそうに仕事をしている人たちに出会えた

    ボストン研修では、学生や製薬会社の社員などさまざまなポジションの人にインタビューを行い、現地でのプレゼンテーションも経験しました。ちょうどコロナ禍の真っ只中で、生命を守るという使命感を持って製薬会社でワクチン開発に取り組んでいる方々の話を聞き、将来は社会に貢献できる人になりたいという意識を新たにしました。現地の人々が楽しそうに仕事をしているのが印象的で、仕事とプライベートをきっちり分けたワークライフバランスの良い働き方にも共感できました。一方、4年次の「インターンシップ・アブロード」では、日本語クラスのティーチング・アシスタントを担当するだけでなく、職員会議や先住民の学生を指導するための講習会にも参加しました。日本の文化について伝える授業も行い、実際に海外で働くイメージをつかむことができたと思います。

    キャリアに対する考え方が大きく変化

    3つの海外プログラムを経験して、大学卒業後のキャリアに対する考え方が変化しました。日本では学校を卒業すると就職するのが一般的です。しかし海外では、自分の興味のあること、やりたいことを経験してから、仕事に就く人が少なくありません。ボストンで出会ったハーバード大学とハーバードビジネススクールを卒業後に起業したマレーシアの方も、「当初は卒業後の就職を目指していたけれど、自分のやりたいことが見つかるまで焦る必要はないと思えるようになった」と話してくれました。現在は、費用を貯めながら、再びニュージーランドへの渡航を考えています。のどかな環境の中で、人々がアクティブかつ楽しそうに暮らしているところに惹かれたのです。ワーキングホリデーを利用して現地へ行き、就労ビザの獲得または現地の学校の卒業を目指そうと考えています。龍谷大学は海外に行ける機会が多い大学です。グループ研修などを利用して、より多くの人に海外の考え方に触れてほしいと思います。

    グローバルスタディーズ学科の留学プログラム

    グローバルスタディーズ学科は、1セメスター以上の留学を必修にしており、提携留学は、現地の一般学生と机を並べる「正規専門科目留学」をめざします。滞在先はホームステイやキャンパス内の学生寮を予定しており、大学生同士の交流も自然に行われる環境です。提携留学先は、学科の専任教員が個別に交渉し選定しているので、留学中の教育内容などもしっかりと把握、多様性にあふれた大学から選択可能です。また、選択科目として「インターンシップ・アブロードⅠ・Ⅱ」という科目を設置しており、留学後に海外でインターンシップに挑戦することも可能です。

    ※留学先により異なりますが、現地での授業は15週間程度となります。

    SEE MORE

    留学プログラム

    現地の学生とともに専門科目を受講し、英語での高いコミュニケーションを実践

    世界中の優秀な学生が集まる、アメリカ カリフォルニア大学バークレー校。
    グローバルスタディーズ学科からの留学生も、現地の一般学生とともに英語で正規専門科目を学び、積極性や国際的なコニュニケーション力を育みます。

    留学プログラム

    松田 剛さん

    松田 剛さん

    グローバルスタディーズ学科 4年生(大阪府 東海大学付属大阪仰星高等学校 出身)

    世界有数の名門校に長期留学現地の学生と一緒に学ぶ

    グローバルスタディーズ学科は、1セメスター以上の英語圏への留学が必修です。私は約3ケ月間、カリフォルニア大学バークレー校に留学しました。留学先では現地の学生と一緒に授業を受けられるため、私は心理学やデータサイエンス、教育学、第二言語習得論などの講義を履修しました。アメリカ随一の蔵書数を誇る図書館もそなえる充実した学修環境で、世界中から集まる学生と交流しながら、幅広い分野の知識を身につけられました。

    英語「で」学ぶことで培われる国際的なコミュニケーション力

    本学科の提携留学では、英語について学べるだけでなく、英語を使って科目を学ぶことができます。現地の一般学生と同じ授業を履修できる「正規専門科目受講」が、一番の特徴です。授業中はクラスメイトと協力しながら学修するため、必然的に英語でやり取りをすることになります。自分が詳しくない分野の授業の場合は、より積極的にコミュニケーションを図る必要があります。そのように英語を用いて多様な価値観の人と対話し、一緒に学ぶことで、国際的なコミュニケーション能力や協調性が養われるとともに、物事への視野も広がりました。

    留学で紡いだ人とのつながりは自分にとって人生の宝もの

    新型コロナウイルスの感染拡大により、国境を越えて人々と触れ合うことが困難になりました。だからこそ、今回の留学をとおして人とのつながりの大切さに改めて気づかされました。世界各国の人とコミュニケーションを取れる英語は、とても便利なツールです。その英語を使っていろいろなルーツをもつ人と交流し、学び合える本学科の留学プログラムは、またとない学びの機会に違いありません。留学中にできた友人は、私にとってかけがえのない存在です。これからも留学経験から得られた学びを活かしながら、人との出会いを大事にし、人生をより豊かにしていきたいです。

    SEE MORE


    Seminars ゼミ紹介

    グローバルスタディーズ学科 松村 省一ゼミ

    外国語の学び方とコミュニケーションの関わり

    檜 雄詞さん

    英語が上達する鍵は、学ぶ人の自己のあり方に秘められている

    檜 雄詞さん

    グローバルスタディーズ学科 4年生(大阪府立門真なみはや高等学校 出身)

    授業をとおしてさまざまな定義や理論があるコミュニケーションに興味を覚えました。また、英語の学習・教育にも関心があったのでコミュニケーション領域や第二言語修得論の研究を専門的に行っている松村ゼミを選択しました。ゼミで学んでいくうちに、何気ない人とのやり取りや英語の勉強など、それまで自分が当たり前のように思っていた日常的な事柄でも、よく考えて分析すると深い意味があることに気がつきました。ゼミで身につけた知識を応用することで、解像度を上げて物事をとらえられるようになったと感じています。そして、自分の研究テーマもより明確になりました。英語を学ぶ人にとって、本人の心理と語学の習熟度はどのように関わっているのか。その観点をもつようになってから、英語を学ぶ人自身の自己存在がモチベーションの鍵になっているという説に惹かれ、卒業論文では「英語学習者の自己とモチベーション」を主題として研究をすすめることを決めました。

    このように卒業研究にしっかり取り組めたのも、周囲のみんなに支えられてきたおかげです。ゼミでは、メンバーや先生とディスカッションを行います。自分の考えを補強してくれるアドバイスをもらうこともあれば、思いもよらなかった間違いを指摘されることもあります。また、自分のなかでは筋が通った意見でも、相手にはうまく伝わらない場合もあります。しかし、そういった失敗も含めて対話を重ねてきたからこそ、絶えず自分自身を更新しながら学び、本当の意味で成長できたと実感しています。自分に足りない部分は客観的に教えてくれて、良いところは伸ばしてくれる。そんな理想の学修環境が、松村ゼミであると思います。ゼミ活動で培った多角的な視点や実践的な知識、対話力を、今後の人生にも活かしていきたいです。

    [その他のゼミテーマ]

    • SDGsを実現するまちづくりへの三つの提言:SDGs未来都市:明石市の例をもとに
    • ジェンダーフリーの限界と可能性
    • Education and Child Poverty in Japan
    • Why cannot nuclear weapons be eliminated from the world?
    • How Starbucks Got Success in the Competitive Café Chain Industry
    • 国際貿易が促す慢性的貧困と有効的な現代の貿易システム
    • 途上国における負の遺産を活用したプロプアーツーリズム

    グローバルスタディーズ学科の教育の特色

    Request Information

    資料請求