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Faculty of International Studies

国際学部

国際文化実践

~「世界と日本をつなぐ」人材となるための実践的な学びの機会~

「世界と日本をつなぐ人材」を目指す上で、言語・歴史・宗教・社会体制などのちがいに起因する文化間の壁を乗り越え、課題を解決するための実践的な学びの経験が必要かつ重要になります。そのため、国際文化学科では、「世界と日本をつなぐ人材」に求められる素養を、様々な実践の機会を通じて体得できるよう、2年次の必修科目として「国際文化実践」を導入しています。国際文化実践では、学生自らが興味や関心にもとづき、「国際」や「文化」に関する課題やテーマを設定し、他の受講者とも協働しながら、計画→実行→成果発表という一連の流れに主体的に取り組むことが大きな特色となっています。

国際文化実践は、事前学習として位置づけられる「国際文化実践Ⅰ」(原則として2年次前期に受講)と、学生自身が選択する「国際文化実践Ⅱ」(実践学習)の二段階で構成されています。

国際文化実践Ⅰ(事前学習)

国際文化実践Ⅰ

2年次から所属するコース(「多文化共生」、「世界と日本」、「芸術・メディア」)ごとに受講します。
「国際文化実践Ⅰ」では、実践の意義や手続きの流れ、実践に際して必要となる手法(フィールドワークやインタビューなど)に関する講義がおこなわれます。併せて学生は、「国際文化実践Ⅱ」で取り組む実践的な経験の対象や方法を構想し、教員の指導や助言を受けながら、各自が取り組む実践学習の計画書を作成し、担当教員から了承を得ることが求められます。
なお、2年次前期に海外留学する場合は、メール等を通じて担当クラス教員から指導・助言(遠隔地指導)を受けることで受講に代えることができます。

国際文化実践II(実践学習)

国際文化実践II

国際実践Ⅰ修得後に、「国際文化実践ⅡA」~「国際文化実践ⅡG」のいずれかを必ず履修します。選択するプログラムによって履修の時期・形態のほか、自己負担すべき費用(特に留学・研修系プログラム)が変わってきます。 国際文化実践IIでは、「国際文化実践Ⅰ」で作成した計画書にもとづく実践的な経験を積みます。また、実践学習終了後は、指定された期日までに報告書あるいは成果物を提出することが求められます。 国際文化実践Ⅱは様々なプログラムで構成されており、年度や担当教員によって内容は変わりますが、種類は以下のとおり7つに分けられます。

国際文化実践II(実践学習)

国際文化実践ⅡA(長期留学型)

  • 海外への長期留学を以て実践学習の機会とします。
  • 留学時期は原則として2年次後期以降、期間は半期(6カ月)となります。
国際文化実践ⅡA

国際文化実践ⅡB(短期語学研修型)

  • 国際学部の教員が企画し、海外の教育機関でおこなわれる語学研修への参加を以て実践学習の機会とします。
  • 各研修当たり30~40名程度を定員とし、期間は3週間程度とします。
  • 参加時期は原則として「国際文化実践Ⅰ」終了後の夏期・春期休暇中になります。
国際文化実践ⅡB

国際文化実践ⅡC(短期国外文化研修型) 

  • 各コースが企画する国外文化研修への参加を以て実践学習の機会とします。
  • 各研修当たり20名程度を定員とし、期間は1~3週間程度とします。
  • 研修時期は原則として「国際文化実践Ⅰ」終了後の夏期・春期休暇中になります。
国際文化実践ⅡC

国際文化実践ⅡD(短期国内文化研修型) 

  • 各コースが企画する国内文化研修への参加を以て実践学習の機会とします。
  • 各研修当たり20名程度を定員とし、期間は1~3週間程度とします。
  • 研修時期は原則として「国際文化実践Ⅰ」終了後の夏期・春期休暇中になります。
国際文化実践ⅡD

国際文化実践ⅡE(集中講義型) 

  • 各コースが指定した夏期集中講義の受講を以て実践学習の機会とします。
  • 夏季集中講義の内容に応じて受講人数に制限がかけられる場合があります。
国際文化実践ⅡE

国際文化実践ⅡF(インターンシップ型)

  • 企業や団体等のインターンシップへの参加を以て実践学習の機会とします。
  • 公益財団法人「大学コンソーシアム京都」協定型インターンシップのほか、各コースが企画または指定するインターンシップも対象とします。
国際文化実践ⅡF

国際文化実践ⅡG(自己応募型)

  • 教員の指導・助言を受けながら進める自発的な取組みを以て実践学習の機会とします。
  • 自発的な取組みの内容・方法等については、担当教員と十分に相談して決めることになります。
  • 夏期・春期休暇中のほか、他の授業に支障のない範囲で授業実施期間中に取り組むこともあります。また、内容によっては一般的な授業の形式を採る場合もあります。
国際文化実践ⅡG

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