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Faculty of International Studies

国際学部

長嶺 寿宣

長嶺 寿宣
教員氏名
長嶺 寿宣(Nagamine Toshinobu) 教授
専門分野
英語教授法/応用言語学
所属学科
グローバルスタディーズ学科

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(先生の)専門分野の面白さを教えてください。

私の専門分野は英語教授法・応用言語学です。その中でも、言語教師の認知や情動を研究する領域は、まだ取り組んでいる研究者が比較的少ない分野です。私はこの領域での研究を、教員養成・研修や外国語教育政策と関連づけて進めています。
このテーマは、英語教育改革や英語科授業のあり方、学習者や保護者と教員の関係性、学校特有の文化や慣習といった、多岐にわたるトピックと密接に結びついています。研究を深めるほど、教育現場で日々奮闘する英語教員の姿がより鮮明に見えてくる点がとても興味深いと感じています。一方で、現場が直面する課題の複雑さやセンシティブな問題にも直面し、自身の非力さを痛感することもあります。
それでも、現職の教員や行政と協力しながら「実現可能なこと」を見出し、それを実際に形にできたときの喜びは格別です。さらに、私は本学で教員養成に携わり、主に教職科目を担当しています。研究成果を教職科目の授業実践や、現職教員を対象とする研修会・講演会などに直接反映できる点も、この領域を研究する醍醐味の一つです。
学校教育現場と学術理論をつなぐ研究を通じて、英語教育に携わる人々を支え、より良い教育のあり方を模索していきたいと考えています。

先生のゼミに入ったら、どのような活動を行うことができますか。

私は教職課程を主担当とする教員として、全学的な教職課程の管理・運営に携わっています。他学部の教職履修者の教育実習、介護等体験、その他の教職関連指導を含め、広範な業務を担当しているため、ゼミは開講していません。

国際学部の学生の皆さんやこれから国際学部を目指す方にメッセージをお願いいたします。

大学は学ぶところです。そして大学生には、高度な知識や技能を身につけ、それを社会に還元するという重要な役割があります。そのためにも、在学中は将来の選択肢を過度に狭めないことを意識してほしいと思います。
選択肢は多いほど良いものです。将来について考えるとき、選択肢が少なくて悩むのと、選択肢が多くて悩むのとでは、ワクワク感がまったく違います。せっかくの大学生活、一度きりの人生です。少しでも心が惹かれる方向へ歩を進め、思い切って探索してみてください。
国際学部には、皆さんの学びや挑戦をグローバルな視点から支え、ガイドできる教授陣が揃っています。ぜひ、ここでの学びを通じて、新たな可能性を広げていきましょう。

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